2014年07月04日

鰹のたたき・お刺身 お稽古 【焼津・温石】

今年は、鰹が不漁だそうですが

鹿児島(枕崎でしょうか)の鰹を使用して

たたきとお刺身のデモンストレーションを拝見し、

『暑気払いの肴』を頂いて参りました。








背に近い部分は筋っぽいので炙りにし、










お腹の部分はお刺身で頂きます。






たたきは、

茗荷の輪切り、万能ねぎ、生姜でコートしてしばし冷蔵庫へ





温菜の丸茄子田楽作りも拝見いたしました。






たま味噌を茄子に塗り、

美しく仕上げるためのテクニックも見せて下さいました。









デモンストレーション後、

お部屋にてお料理を頂きました。





半夏生が控えめに挿してあっていいですね』とmisakoさんがおっしゃいまして

初めて拝見した季節のお花に小さな感動を覚えました。

お稽古の前日がまさに、『半夏生』だったので

心を尽くしてお迎え下さったことに嬉しさもひとしおです。








お稽古のお手伝いをして下さいました方が冷菜を運んで下さいました。

温石さんでお稽古の折にお手伝いをして下さる方は

どなたも楚々としていて良い雰囲気をお持ちです。




瑞々しい梶の葉を蓋にして、

いったい、この中には何があるのかしら』と

早く葉を返したくもあり、そのままじっと葉を愛でていたい気持ちになりますが






甘長唐辛子のすり流し

辛みはほとんでありませんで甘みがほんのりと広がります。

一同、無言で頂きました。

黙ってしまうほど美味です。  










温菜は、

デモンストレーションで拝見しました丸茄子の田楽です。

柚子の風味がアクセントになり、たま味噌の優しい甘みも加わります。










鰹のたたきとお刺身
が登場です。


お魚の絵付けが施してあります器(ご覧頂けなくて申し訳ありません)

わたくし好みの器でありまして、





和辛子で頂く鰹、これがまた引き締まったお味になります。

調べてみましたら、江戸時代は生姜ではなく辛子が主流だったそうです。










鱸の塩焼きを蓼酢で頂きます。

自然農法で作られたお野菜は、『旬』を感じます。












三河の鱧のかば焼きご飯は、

いつもながら温石さんのご飯の美味しさにプラスして、

鱧の食感に季節を感じます。


かば焼ご飯を頂くと

rikuを思い出して、『温石さんのお料理を食べさせてあげたいな~』と思います。


幼稚園生のrikuもなにかと忙しいらしく

お電話をしますと

焼津に行きた~い』と調子のいいことを言って


rikuちゃん、何か欲しい物ある~emoji03』という言葉を

引き出すことが上手になりました。








新鮮な鰹の血合いをなめろう風にサプライズでお出し頂きました。







デザートの桃源餅は、白ごまの爽やかな香りです。

もっちりとした口当たりが和のデザートの特徴ですね。

手前の食べられるほおずき(シャインベリー)は、初めて頂きましたが

優しい甘みに意外性を感じます。








毎回、

若旦那さんの創造力と想像力に嬉しい驚きを覚えます。


ご参加下さる皆様も

『食』への関心が深く、真剣にお稽古に臨んで下さいますことがとても嬉しいです。


皆様の期待に応えて下さる若旦那さんのお稽古に、頭が下がる思いです。



お稽古を受けたその日は

日々の食卓について考え

『真面目にお料理に取り組むemoji02』と誓うのですが・・・・・face02








梶の葉を頂戴いたしましたので


帰宅後、我が家でも真似をしてみました。





メジマグロを炙ってたたきにしてお夕食に出しましたら


喜んで食してくれた夫でありました。







『ひたすらに』お稽古をして下さいました温石さんと

それを受けて,身を入れてお稽古に参加して下さいました皆様に感謝致します。





  


Posted by 薫子 at 20:23Comments(2)お料理教室