2012年06月17日
天ぷらをサクサク揚げましょう(浮月楼にてお料理教室)
先日、 浮月楼さんで開催されました お料理教室に参加致しました。
『美の壺の会』のchikageさんにお誘い頂きまして
『てんぷらをサックリ上手に揚げるワザ』を
山田料理長自ら、実演して下さり
その後、わたくしたちも実践するというチャンスを頂きました。
料理長のお仕事を間近で拝見できるなんて、
滅多にあることではありませんものね。
天ぷらは、
子供たちのお弁当作りでよく致しましたし、
お客様がいらした時などにもお出し致しましたので
自分の中では、それほど難しいとは思っていませんでした。
山田料理長が
『この中で、天ぷらを日頃からあげている方いらっしゃいますか?』と言われましたので
『は~~い

やや、得意気に手を挙げたのですが、
実演を拝見していくうちに
『まずいぞ、手なんて上げなきゃよかった

どのようなお仕事もそうですが、
下準備をぬかりなくすることこそ、成功への道は近いってことですね


エビをまっすぐに仕上げるための技をじっくり教えて下さいます。
エビの背ワタはもちろん取りますが
真直ぐなエビにするために、腹側に切り込みを入れ、
まな板で軽くつぶします。
(この作業は、わたくしも普段からやっておりますデス)
お野菜の下ごしらえは、
椎茸に飾りを入れたり、
ししとうを楊枝で刺して、パンっとまな板でたたいたり
茄子は、こうやって、下ごしらえをすると美しくなりますね。
さぁ、
わたくし達も先生のご指導に従って準備を致しましたよ。
いよいよ、揚げの実演に移ります。
ころものお水、卵黄、小麦粉は予め冷やしておくことが大切ですね。
卵黄をお水によく溶かして、小麦粉を2回に分けて入れます。
泡だて器を使って、泡を立てないようにざっくり混ぜます。
料理長の手が白くて美しいです(←どこを見てるんだってことですね

天だねに打ち粉をします。
素材の保護とべたつきを防止するために。
はぁ~、打ち粉、したことがありませんでした

温度を調整しつつ、
エビを揚げていきますよ。
山田料理長の手さばきに一同、ため息です

わたくし達も
ドキドキしながら、揚げていきます。
忘れずに、『打ち粉、打ち粉』
温度もジャスト180度で、なかなかいい感じにいってます。
chikageさんは、先生のご指導に従って、少しずつ天だねを入れて行きます。
はい、次はわたくしの番ですね。
写真を撮りつつ、揚げて行きます(←危ないですので、良い子の皆さんは真似しないでくださいね

わたくしはですね、
料理長に、
『1回にたくさん入れないようにして下さいね』とご指導を受けたのに
こんなにたくさん、なすを入れてしまい(段々、面倒になってきて)
油がヘタってしまいました


それでも、こんな感じに完成致しました。
料理長の盛り付けは、やはり美しく天ぷらが立ち上がっています。
わたくしは、こんな感じでしたが
料理長に 『なかなか綺麗に盛り付けていますね』と誉めて頂きました。
(優しいお方です、山田料理長

出来上がった天ぷらを持って
別室で懐石を頂きます。
お料理は、次々に出て参ります。
天ぷらと八寸です。
初夏のお料理を頂きながら、
ご一緒した皆さんと、乾杯です

鱧のお椀を頂き(画像がなくて申し訳ありません)
お造りと煮物。
赤みそで止め椀、新生姜の炊き込みご飯が爽やかです。
デザートは、黒ゴマのプリンです。
山田料理長の説明がとても解りやすく
難しそうな場面は、繰り返し実演してくださいました。
料理長と言うよりも
大学の先生のような雰囲気が漂うお方でした。
スタッフの方も手際よくユーモアもあって
楽しみながら、学ぶことが出来ました。
『学びの場』を与えて下さいまして
ありがとうございました。
なるべく早めに復習したいと思います。
(今度は、少しずつ、天だねを入れます
