2012年03月13日
竹久夢二が描く、しなやかで艶やかな女性たち
竹久夢二と静岡ゆかりの美術展に
行きたいと思っておりましたら、
昨日、チケットを頂きました

幸運に感謝をして、ゆっくりと拝見して参りました。
竹久夢二の作品をこんなにたくさん拝見したのは初めてです。
そして、
初公開の
『茶屋の娘』は
愛らしい顔と
腰をキュっとしならせたその姿、
これが、夢二式美人というそうです。
夢二の描く女性たちは
奥ゆかしさと、
艶やかさ、
真逆に思われるその仕草が魅力なのでしょうね。
なで肩の上半身、
しなやかな曲線を描くユルユルとしたポージング。
すらりとした姿ですが、
意外にも手足が大きいくて不思議な感じでした(特に足が平べったい)
多くの女性と浮名を流した夢二でしたが
生涯で最も愛した女性、
笠井彦乃さんのお写真を拝見して
その涼やかな美しさと
哀しみを含んだ眼差しに
しばし、立ち止まってしまいました。
二人の幸せは、長くは続かず、
彦乃さんが不治の病、結核に倒れ
25歳(数え年)の若さで亡くなることで
終わりを遂げます。
夢二にとって、
その悲しみも創作活動への原動力になったのでしょうか。
時系列としては違いますが
夢二が作詞をした
『宵待草』を川井郁子さんのバイオリンでお聴きください。
こちら からどうぞ。
美しい女性ほど、
はかなく散ってしまうのでしょうか。
はかなさに憧れを持っているわたくしですが、
『薫子さんは、元気でタフですね』と言われることが多いです

ということで、
本日もおひとりさまでランチをして参りました。
伺いましたところは、
Le Comptoir de Bio-s、
ビオファーム松木さんのレストランです。
有機野菜をたっぷり使った
ワンプレートランチを頂きました。
根野菜のスープは、濃厚なミルクの味がします。
プレートは、
根野菜と豚肉の煮込み、
野菜のマリネ、
グリーンサラダ
お野菜本来の味を感じて欲しいというレストランの意図はとても理解できました。
が、
わたくし的には、
ややぼんやいとした味付けに感じました。
小ぶりのプレートだったので、
サラダのビネガーがほかのお料理に流れてしまい、
少し残念でした。
こちらのプレートは1050円。
食後のコーヒーは別料金で、トータル1350円でした。
もし、
もし、よろしければ、
コーヒーも付いて1050円でお願いした~い

(ほらほら、出てた出た、おばちゃんの戯言が~

スタッフの皆さんの明るい対応が感じ良く、
それは、とても大切なことだなと気持ちよく帰宅出来ました。
次は、
ディナーにチャレンジしてみようと思います。
ごちそう様でした
