2013年11月13日
『錦繍の会席』お料理教室 焼津・温石さんにて
西高東低、
晴れ晴れとした空気の中
温石さんにて
『錦繍の会席』お料理教室が開催されました。
本日の副題としまして
棒寿司作りにチャレンジ、
そして、旬の食材を生かしたお献立で会食を致しました。
丸々と太って脂を蓄えたカマスをご用意頂きまして
炙り棒寿司を
今回も管理栄養士の柴崎さんのアシストで和やかな雰囲気です。
初冬のカマスこそ、一番美味しい時期だそうです。
ピカピカのコシヒカリの上でどっしりと構えるカマスを
赤々と燃える焼き串で
焼き目を入れる
華麗なるデモンストレーションに拍手、拍手でございます。
若旦那さんの真剣な眼差しを逃すものかと
ファインダーを覗く ふぉと*いろさん
本日、お料理教室撮影デビューの
kazumiさんも笑顔でお料理の数々を激写です

そして、
出来上がった棒寿司は
言葉では表せないほどのお味です

『これぞ、ユネスコ文化遺産登録』でございます。
hiroyoさんの腕前も、ブラヴァーでございました。
滑らかな手つきですね

エボ鯛のスモークうろこ寿司は
藁でスモークをして
塩抜きケイパーとゴマを間に入れた
若旦那さんオリジナルの逸品です。
会食のお席では
マスカルポーネと白みそをプラスした
柿のクルミ和えで始まりました。
雲丹、蓮根団子のあんかけは
氷見で採れたでんぷん質の強い蓮根のずっしり感がたまらなく美味です。
あんかけのお味が本当に上品ですので蓮根の粘りを強く感じます

焼長芋の酒盗かけの画像を
頂いた後で
撮り忘れたことに気が付きました

酒盗とは、塩辛のことを言うのだそうです。
自分で作るとこれほどまでに美味しいし、安心、安全

画像が、ふぉと*いろさんからお送り頂きまして
若旦那さんからレシピ公開OKを頂きましたら
改めて、ご紹介をさせて頂きたいと思います。
紅葉鯛のお造りは
若旦那さんのご尽力により
わたくしたちの口にも入った真作品です。
桜エビを餌にした紅葉鯛の弾力と濃厚な味は
春の桜鯛とは違った趣です。
『鯛』はそれぞfれの季節が旬なのかもしれませんね。
器に盛り込まれた棒寿司をお持ち下さった若旦那さんとの会話も弾みます。
黒豆を使っての
手作りの主菓子も自然な甘みで
後から頂くお抹茶がとても美味しく感じますね。
まさに
錦繍のお料理を間近で拝見し、食すことができた一日でした。
若旦那さんの
『今日、出会ったお客様を幸せにしたい』という
ひたすらにそれだけを考えて包丁を握る姿に
生徒のわたくしたちも応えていかなければと思いました。
温石さんでのお稽古も
そろそろ1年を迎えます。
若旦那さんが
ご参加下さる皆様の懐にど~んと飛び込んで下さるお蔭で
佳き会に成長して参りました。
丁寧な暮らしを意識できる温石さんでのお料理教室は
来年に向けて
静かに進んでいけたら嬉しく思います。