2014年10月19日

秋のお料理教室(於・浮月楼)


毎回、学ぶことの多い浮月楼さんでのお料理教室、

今回もお誘いを頂きまして参加して参りました。

お庭の灯りに幽玄な気持ちを抱きます。






今回は、

舞茸ご飯


胡麻豆腐です。


山田料理長から

舞茸のさばき方を伺います。

金気を嫌う食材ですので、手で優しくですね。






hiroyoさんとmisakoさんが丁寧に舞茸を割いて下さいます。

舞茸は色が出てしまいますので下茹でを致しましょう。








前回のお講座でアサリのご飯を致しましたので


その記憶を頼りに、炊き込みスタートです。

天竜産の柿木茸も一緒に入れます。

油揚げは、湯通しをぜずにその油も一緒に炊き込みます。








以前から、自身の手で作ってみたかった胡麻豆腐、

今回のレシピに登場とあって、期待でいっぱいです。


吉野葛を使用して、胡麻は市販の練りごまです。






なんと申しましても、
胡麻豆腐は、火加減と練りの作業が出来上がりを左右致します。






山田料理長にご指導を頂きながら、順調に練りの作業が進みます。





15分ほど、
『全体』
『均一』
『底』からおしゃもじを動かします。
交代で作業いたしますが、
程よく固まった頃には、腕が・・・(翌日、筋肉痛を起こしてしまいましたemoji06







バットに流しいれ、空気を抜き、冷水で冷まします。




そして、出来上がりがこちらです。






丁度、舞茸ご飯も炊きあがりました。





今回のお講座も、山田料理長からたくさんのご指導を頂きました。

料理本やネットなどでも、胡麻豆腐の作り方は沢山ございますが

タイミングやこつ、

自ら実践をして下さり拝見させて頂くことは

自身の目に焼き付けられて、

『今度は、自分一人で作ることができる』と自信につながります。






前菜のお膳に乗った胡麻豆腐
『出来立ての胡麻豆腐を皆さんに食べて頂きたかった』
料理長がおっしゃるとおり、昆布のお出汁がよく効いた胡麻豆腐、滑らかで本当に感動致しました。





蟹安平、黄身素麺、松茸のお椀は、熱々です。





お造りを頂きながら、少しお酒も頂きました。





海老とみつせ鶏つくねが入った茶碗蒸し。
みつせ鶏は弾力があって美味しいですね。




揚げ物もボリュームがあります。
エゴマ豆腐の蓑揚げ(稲穂で隠れております)
海老チーズの俵揚げ、
素揚げの稲穂に収穫の秋を感じます。






白みそでおネギのシンプルな止椀






栗ババロアに栗小倉餡を添えての甘味






お料理がお好きな皆さんとのお稽古は

回を重ねる度に、言葉を交わさずとも意志が通じ合って

『あうん』の呼吸に近づいて参りました。

わたくしなどは、カメラを構えての失礼な状況でありますが

大目に見て下さる料理長とお仲間のお蔭で

毎回充実した時間を過ごすことができます。





手間をかけて作るお料理を
『特別なこと』と思わないようにさらさらとキッチンに立てるといいな~と思いました。
(その境地になるには、まだまだお時間がかかりそうですface15  


Posted by 薫子 at 16:02Comments(0)お料理教室