2015年10月03日

秋のワインはフランスから



空を見上げますと、うろこ雲。

青々とした空が清々しく、透明感が増しているように思いますね。


秋ですね160


先日、

センチュリー静岡で行われました

小笠原信之『ワイン&ディナー』でフランスワインを愉しんで参りました。


東京から友人のmichikoさんがお越し下さって

ワイン友の皆様とご一緒に楽しんで下さいました。


いつものエマイユから場所を移しまして

オープンしたばかりのバンケットルームスカイスイートです。

プライベートキッチンのあるバンケットルームは

熱い物、冷たい物を瞬時にサービスできるそうです。









厳選されたシャルドネの割合が50%のシャンパン

ローラン・ペリエ・ブリュットL・P

とても爽やかでリッチな香りです。

わたくしの好きなタイプです178











5種のアミューズ 菓子仕立て

いつもながら、福本料理長のセンスが光るアミューズですが

今回はとても高価なハモンイベリコベジョータにスポットを当てておられました。






食いしん坊のわたくし達のお席に福本氏がお越しになって

『せっかくですからお代わりを召し上がって下さい』とサービスをして下さいました。

このように高価なイベリコはもう2度と頂くことができないでしょうから

ありがたく頂戴しました。  

熟成された脂身がとても美味しくて、とろけるという言葉がぴったりです。







小笠原ソムリエの一押し白ワインは

プイィ・フュメ2014 パスカル・ジョリヴェ


柑橘系の香り。その奥にスモーキーさを感じるクリアなお味です。

リー・ド・ヴォーはフレンチの食材として珍しくはありませんが
好んで頂くことはありません。

『女性の好きな牛蒡のコンフィを添えてみました』とご説明がありまして

フワフワしたリー・ド・ヴォーと歯ごたえのある牛蒡の食感を愉しみました。












北海道より直送されましたメヌケ(深海魚)ベルモット風味・柳松茸のスモーク添え

脂がのってしっとりとしていますが、お味は淡白です。

ソースによって、変化するのがフレンチなのですねicon12

ワインも進みます。










静岡そだちのフィレ・はしばみバターと赤ワインの香り
(野菜エクレア添え)


赤ワインはシャトー・ラグランジュ 2008です。


上品な甘みの静岡そだちはたっぷりとした焦がしバターに包まれて

口の中で幸せ気分になります。

シャトー・ラグランジュが濃厚な赤ワインソースに負けないくらいのリッチな香りです。









チーズの盛り合わせを頂くころには

赤ワインでかなり酔いが回っておりましたが

とても個性的なチーズたちのお味に、目が覚めましたface08


チーズソムリエの石川嬢からお話を伺ったのですが、記憶が曖昧ですicon10








デザートワインは、ミュスカ・ド・リヴザルト2010

トフィークレームブリュレと無花果のコンポートと共に頂きました。

不思議ですね、辛口ワインが好きですのに、冷えたデザートワイン
の甘さに惹かれますicon12

いよいよ旬が終ろうとしています無花果がなんとも美味でした。







回を重る度に

ワインもお料理も感動が増して参ります。


今回もご一緒して下さったhiroyoさんが

10年間、このワインディナーに参加されておられるご婦人とお話をされたそうです。


そして

『わたくしたちもこのご婦人たちのように何時までもこの至福のひと時を皆さんとご一緒できたら
本当に光栄ですicon45』と

メッセージを下さいました。


本当に、本当にそうですね197


豊かなひとときをありがとうございました。

東京からお越し下さったmichikoさんも、また美味しいワインをご一緒致しましょう~icon45




  


Posted by 薫子 at 18:58Comments(2)美味しくて幸せ