2015年06月01日
お久しぶりです、マダム! YUKIO SASAK
札幌在住時に友人、そして家族とお邪魔致しました
フレンチレストラン・YUKIO SASAKIさん
北海道ミシュラン一つ星を獲得され
お祝いをしたいと思いつつ
なかなか機会に恵まれなかったのですが
この度、やっとお伺いすることができました。
フレンチ激戦の地である札幌で、予約の取りにくいレストランの一つとして君臨されております。
10年ぶりにお目にかかったマダムと
お互いに涙目になりながら手を握り合って喜びを分かち合いました。
本当に嬉しかったのです

洞爺湖サミットで一躍脚光を浴びたウィンザーホテル
ミシェル・ブラス トーヤ ジャポンで
腕を磨いた佐々木シェフのお料理は
更に繊細かつ力強さも兼ね備えていらっしゃいました。
ママ友達のお二人とご一緒に乾杯を致しまして
愉しい時間のスタートです。
予約時に
『あまり重くないポーションで』とお願い致しました。
フォアグラのテリーヌを金柑のソースで頂きます。
お行儀が悪く、パンをお皿に乗せてしまいました

パンの方が目立ってしまいましたが、フォアグラの周りにスライスした人参が張り巡らされ、口の中で調和します。
好物の北寄貝、鹿児島産の鮎、豚の背油を乗せ、更に紫アスパラガスは生で頂きました。
スモークされた北寄貝の美味しさが今でも蘇って参ります。
北海道ならではの屈斜路湖のチップ
イカ、つぶ貝
どうして、こんなに好きな物ばかり出して下さるのか不思議です

大地を駆け巡っている大山の地鶏は
ふんわりと柔らかく、皮目のパリパリ感
いい塩梅に対照的です。
グルメな友人達も
『どのお皿も美味しくて、素晴らしいですね』と言って下さいます。
途中までお写真を撮り忘れていまして、お皿が汚れていまして申し訳ありません。
デザートは2種類ございましたが
お話しが弾み、
メレンゲのキャラメリゼの画像を撮り忘れてしまいました。
こちらは牛乳アイスとメロンのグラニテです。
炭酸でグラニテにされたとのこと、コースのラストに相応しいさっぱりとした口当たりでした。
エスプレッソと共に頂きました。
お値段の事を申し上げるのは控えたいところですが
お料理だけで3500円(税別)だったと思います。
東京で頂くと倍のお値段になるのではないでしょうかね。
ご夫妻だけで営業しておられるので
一日の予約数は限られてしまうそうですが
お二人の心持ちを感じることのできるお料理でした。
空白の10年間
毎年お年賀状を下さったマダムのお心遣いが
レストランを表しておられるようで
感動的な時間を過ごすことができました。
ご一緒した友人達も
『また、ご一緒させて下さいね』と言って下さり
朋あり遠方より来ると感じて下さったのでは・・・と
少し思い上がっておりますが
佳き時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。