2014年04月01日

小笠原信之『春のワイン&ディナー』オーストラリアワインを愉しむ



寒さには比較的強いほうですが

桜を愛でる季節がやって参りますと

『冬よ、さようなら~icon23』と

きっぱり別れを告げることができます。



先週は

藤村実穂子さんのメゾソプラノで活力を頂き

週末は

静岡市民劇場の例会で

俳優座プロデュースの音楽劇『わが町』

土居裕子さんの鈴の音のようなソプラノ

身体が目覚める思いでした。









2月に拝見しました

東京二期会オペラ劇場 『ドン・カルロ』

ロドリーゴを演じた成田さんのバリトンに感涙したことを

アップできずでしたが


新年度も

素晴らしい『声』に包まれる1年を送りたいと思っておりますemoji08emoji08







一昨日の宵に

ホテルセンチュリーで開催されました

『春のワイン&ディナー』

じっくりとオーストラリアワインを頂いて参りました。

今回も

リュクスなひと時を『嗜む程度にお酒が好き』な皆様とご一緒して参りました



まずは

桜の季節を意識して淡いサーモンピンクの泡で乾杯です。

タルターニ・ヴィンヤーズ  ブリュット・タシェ2010






冷たいオードブルが運ばれて参りました。

魚介類のマリネモザイク仕立て マスタードソース

春のお庭のような優しい色合いですね。

崩してしまうのが勿体ないくらいですが

一口、一口、頂くことがとても楽しい一皿です。









わたくし達のテーブルに

ソムリエの小笠原氏がお越し下さりピーターレーマン氏の横顔がプリントされている瓶をお持ち下さいまして


スクリューキャップですと、ソムリエとしてパフォーマンスができなくて』と笑顔でおっしゃいました。

白ワイン

ピーター・レーマン エデンヴァレリー・リースリング・ポートレート2012
を優しく注いで下さいました。






『キャップも写して下さいね』と

ご一緒致しましたhiroyoさんがセットして下さいました。







温かいオードブルは

浜松産の雉のフランと国産リードヴォーのポワレ シェリービネガー風味です。





雉を初めて頂きました。






ちょうど通りがかったシェフに


『この雉は野生ですか?』とご質問をされたhiroyoさんに




『野生ではないのですが、放し飼いで育てた雉です』とお答え下さいました。



右側のリードヴォーはそれ自体が濃厚ですが

ヴィネガーの風味のソースがとても合っています。



小笠原氏に

白ワインは、次のお魚に向けて召し上がって下さい』と言われましたが

すでにグラスが空っぽのわたくしicon10

透明感のあるお味なので、サラサラ頂けちゃいますが・・・・icon10


再度、グラスに注いで下さいまして恐縮でございますface15








お魚は

赤むつと伊豆のサザエ海藻蒸し  おかひじきのフリット添えです。


サザエの肝が程よい火加減で、苦みが薄くふっくらとしたお味です。

相良で採れたワカメは磯の香りが高く

シェフがお薦めして下さったとおりとても美味ですicon12


小笠原氏に注いで頂いた白ワインをゆっくりと口に含む・・・・ことができず

グイっと飲んでしまったダメなわたくしです(ビールじゃないんだから・・・)









いよいよお肉料理に向けて

女性ソムリエの方の一押しワインが登場いたしました。

豊かな香りですが、渋みが少ないという

素人のわたくしにはとてもぴったりです。

これがまた、スイスイ飲めてしまうので困ります。


ジョン・デュヴァル  プレクサス2007








『お肉とお魚、どちらになさいますか』と聞かれます時

だいたい、お魚を選ぶのですが

こちらのワイン会の時はお肉がとても美味しいなと思います。





するが牛ロース肉のポワレと牛タンの煮込み  丹波黒豆と赤ワインソースです。


ずっしり感があるような画像ですが

赤ワインのソースの酸味がお肉に絡まりしっとり頂けます。


自宅でステーキを焼くときに作る、赤ワインソースは味を付けた足しながら作るせいで

妙に甘辛くなってしまいます。


牛タンが好きなので大切にチビチビ頂きましたface02












ラストに向けて

フロマージュとデザートワインがやって参りました。


デザートワインの画像を失念してしまいましたが

貴腐ワイン独特の深みのある味です。

フロマージュに添えてあるはちみつのような濃厚な味がしました。

ビンバジン・エステート  マイオール・ロード・ボトリティス・セミヨン2010










デザートに

デコポンのグラタンとニューサマーオレンジのシャーベットを頂きました。













3時間を超えるディナーは

わたくしを挟んで初対面の方々でしたが

さすが、たしなむ女性は大人ですicon45

打ち解けた雰囲気でとても愉しい会になりました。



会話の中で

お伊勢参りは遷宮の翌年がご利益に恵まれるので行きませんか』となりまして


伊勢にゆかりのあるmisakoさんが音頭を取ってくださることになりました。









小笠原氏を始め、スタッフの皆様が心を込めてセッティングして下さり

エマイユでの心地よいワインの夕べ


次回をまた楽しみにしております。

ご馳走さまでした。
  


Posted by 薫子 at 15:30Comments(0)美味しくて幸せ