2014年04月20日
丸子でとろろ汁ランチ
本日は
二十四節気の穀雨です。
穀物を潤す恵みの雨が降る時季と言われておりますが
暖かな雨ではなく、
少し季節が戻ったような冷たい雨が時折降る一日ですね

どんよりと家で過ごすのは勿体ないので
以前から行きたいと思っておりました
丸子の『渓月』さんでお食事をして参りました。
渓月さんへの道は
『夜だったら、少し怖そう』とやや気弱な発言をする夫を励ますこともなく
『こんな奥に本当にあるのかな

ようやく到着致しました。
予約もせずに参りましたが
1階は満席とのことで
2階のお座敷に案内して下さいました。
お店の方が
『ランチで充分だと思いますよ』とおっしゃいましたので
運ばれたお膳がこちらです。
とろろ汁の量も麦ご飯の量もかなりあります。
お味噌汁でのばした自然薯は喉にスルスルと入っていきます。
お蕎麦も運ばれて参ります。
消化が良いのでしょうか、
頂いている途中で腸が動き出してきました。
お部屋の窓からは
小さな滝が流れているお庭も見えまして
曇天であるにも関わらず清々しい気持ちになります。
とても美味で栄養価の高いとろろ汁を頂いて
その上、
『空気が違う』感があります

お食事後に
お向いにあります(お隣・・・)
器のお店、『一草』さんを訪問致しました。
物静かな店主の方のお話しを伺っておりますと
『飾る器ではなく、使う器』を提供されておられることを感じました。
美術的価値の高い物はもちろん素晴らしいですし
茶道を再開してから師匠のお宅で拝見する器に豊かな心が育成されます。
一草さんは
芸術性の高さを売りにしているお店ではなく
毎日の食卓を豊かにしてくれる器がたくさんありまして
店主の方の思いが溢れているのです

益子焼のお小鉢を購入致しました。
自分が抱いていた益子焼の素朴さとは少し違っていてモダンな雰囲気が気に入りました。
同じ作家さんのお取り皿を購入しようかどうしようか悩みましたが
再訪を店主の方にお約束をしてお店を後に致しました。
購入しましたお小鉢、
どのようなお料理が合うかな・・・と考えながらにこやかに帰宅致しました
