2013年06月07日

劇団東演 『ハムレット』、絶賛です!

ここ数週間は、

レミゼオペラ座の怪人に浮き足立っている薫子でございますが、


昨日は

静岡市民劇場の鑑賞会で

度肝を抜かれる舞台を拝見して参りました。








舞台の情報を全く入れずして臨んだのですが

円筒状になった数本の柱が舞台の中核になっていまして

それらが色々な役割を果たし

舞台に緊張感を生み出すのです。



お腹の底に突き上げるような音響に合わせて

役者たちが縦横無尽に動き回り

独特な群舞に

異様な熱気を帯びて

とうとう、観客までその空気にのまれてしまう。


抽象的な感想で

『聞いてもわからな~いface07』と

思われる方が多いと思いますので



YouTube、ご覧いただきまして
わたくしの文章力不足を補っていただきましょうかねface02


ハイライトなので今一つ、臨場感はないのが残念ですが

よろしければご覧になって下さいませ。


こちらからどうぞ!





演出が

ロシアの鬼才と評されている

ワレリー・ベリャコービッチ氏(と舌をかみそうなお名前ですなicon10)と言う方です。

彼には

妥協という言葉がないくらい

修羅場と化す舞台稽古だそうです。



役者さんの中に、ロシア人の方がおられて

台詞が日本語とロシア語と入り混じる箇所がありましたが

それも新鮮な感覚です。






ハムレット役の

南保大樹さん の演技が

所謂、大熱演ではなく

緩急巧みに使い分け、時折笑いも誘う

シェイクスピア劇という重圧に負けてないな~と


新劇の役者さんの力をあらためて知った次第です。



有名な台詞

「To be or not to be, that is the question.」

『ここに留まるか、露と果てるか、それが問題だ!』

あえて静寂感をもって言うことで

ハムレットの迷いが伝わってくるようでした。



市民劇場はわたくしとって

異業種のお集まりに参加するという新鮮な場所ですが


今回の舞台は

新国立劇場でオペラ鑑賞をしているような錯覚にとらわれるほど

演劇とオペラの融合的な味わいがあり

魂に共鳴する舞台でしたicon12icon12





市民劇場を拝見するたびに感じることがありまして


『客電が落ちたら、私語を慎みましょう』

『ビニール系の袋を上演中に出すとその音がとても響きますよ』


『飴はなるべく早めに召し上がって下さると助かります』






注意を促すことができない自分が不甲斐ないな~と思っていたのですが


昨日は、

客席もメラメラとした熱気が漂い

『ゴクン』と唾をのむ音さえしませんでした。



これは
役者さんたちにとって最高の賞賛だと思います。








舞台を含めて芸術に触れることは

感性の精度を上げることなんだな~としみじみ思いました。




驚愕と共感の舞台を

ありがとうございました。





と感動しましたら

お腹が空いていることに気がつきまして。。。。face18


3時間半近い上演時間でしたので観ているだけでも体力を使いますね。


東京ボルシチを頂いて帰宅の途に着いたわたくしでございました。



  


Posted by 薫子 at 10:37Comments(2)観劇