2013年02月20日

早春茶事お料理講座・後編

冬型の気圧配置が強まって

今週も厳しい寒さが続くようですねicon04

ラストセールで購入しました

グレーのキャスケードを被ってノルディックウォーキングをして参りました。

小物であっても新しい物を身に着けますとウキウキしますね185





さて、

昨日の続きになります。


皆様それぞれご自分のお造りを完成させまして


いよいよお食事の開始です。

足元の悪い中

お着物姿でお越しくださいましたイラスト作家の赤池京子さん は

茶道に大変造詣が深くていらっしゃいますので


急遽、ご指南役をお願いいたしました。






お炭の用意も整いました。









正式なお茶事ではありませんが

流れを学ぶことによって

茶道の入口に立つことができました。


まずは、飯・汁、そして実習しました向付のお膳です。


加減醤油と山葵が冬の連子鯛を柔らかく包みます。

自分で作りましたこともありまして、感動ひとしおでございます。









皆様、撮りますね~icon64









岡部産の若筍、

吉田産の蛤、

ヨモギ白玉餅、

うるい

と春爛漫の美しい椀盛りです









焼肴。

鰆の幽庵焼は、織部の器に映えますね。

程よく脂ものって柔らかな歯ごたえです。







八寸は、

ミニトマトの味噌漬け、

豆麦烏賊、

鮮やかなグリーンは菜花羹です。


ですが、

『あら~、撮ったつもりなのに・・・・face08

ふぉと*いろさんが撮って下さっておりましたので

安心してお任せモードのわたくし、

またもや画像無しでございますface07








湯斗と香の物

おこげの入った湯を飯椀に入れます。

飯椀を湯で洗います。













淡雪の下から萌え出ずる若草、下萌えを頂きましてお薄を待ちます。








お茶碗、お好きな物を皆様セレクト中です。










若旦那さんのお点前が始まりまして

パシャパシャとicon64


正式なお茶事ではもちろんNGでございますが

お講座ですので記録に留めておきたいですものね。






お薄を頂き、

お道具の拝見を









若旦那さんを囲んで

お道具のお話しを伺い、
(江戸時代の萩焼のお茶碗を拝見しております)

皆様からのご質問や本日の感想などを伺いました。









今回は、

勉強会の色が濃く

赤池さんのリードの下で

若旦那さんと参加者の皆様が寄り添い、

一期一会の喜びを深く感じた一日になりました。



帰宅後、

参加された皆様から喜びのメッセージを頂戴いたしました。



心でおもてなしをする思いやりのお料理こそ茶懐石の醍醐味ではないでしょうか。


そこに集う皆様がそのお料理を感謝の気持ちを持って頂くこと。


お互いの心くばりが交差する一瞬を体験できましたこと


お講座を開催してくださいました温石さんを始め、

ご参加下さいました皆様

そして、長時間にわたりシャッターを切り続けて下さったふぉと*いろさんに

心から感謝いたします。


  


Posted by 薫子 at 10:55Comments(8)お料理教室