2014年09月14日
銀座オペラ(YAMAHAホール)
銀座のYAMAHAホールで
『銀座オペラ第4シリーズ・椿姫』を聴いてまりました。
誰もが聞いたことのある名作オペラのハイライトですが
初心者の方には大変親しみやすく
オペラファンの方には聴きどころが満載です


The JADEの高田正人さん演じるアルフレードは
純粋で一途な役どころですが
ヴィオレッタによって、本当の愛を知ることになります。
全身でヴィオレッタへの思いをメロディに乗せ、
今までお聴きした高田さんの中で一番迫真の演技、そして歌唱でした。
ヒロイン・ヴィオレッタ演じる小川里美さん
見た目の美しさはもちろん、オペラ歌手のイメージであるふくよかさとはご縁のない
シャープかつ長身でパリコレモデルと言ってもそん色のないお方です。
それもそのはず
音大時代に、ミスユニバース・ジャパンに選ばれたお方

『天は二物も、三物も与えていらっしゃる』、
その上、喉のお強さを感じるダイナミックな歌唱で
会場は、彼女が1曲歌い上げるごとに
『ブラヴィ~~

ジェルモン演じる、バリトンの与那城さんは
やや表情に乏しさを感じましたが、お声はさすが売れっ子バリトン歌手
会場の最後列まで響き渡る迫力がありました。
YAMAHAホールでの演奏ですので
たった1台のエレクトーンでの伴奏が、これまた素晴らしく
『このエレクトーンの中にオーケストラがいるのでは・・・

重厚なサウンドでした。
ご一緒した友人達も
『素晴らしい演奏、贅沢なひととき


音楽会でも観劇でもそうなのですが
夜公演の場合、時間があまりないことと
中途半端な時間はレストランがクローズしていますので
お食事に困ってしまうことがあります。
色々検討しましたが
今回は
こちらのホテルで
アフタヌーンティーでお時間を過ごしました。
多種類あります飲み物を何度でもお代わりができます。
感動する

ごくごく普通に頂けるサンドイッチやスイーツを
ゆったりとした空間で寛いだひとときを味わえることが何よりのご馳走です。
音楽会や観劇など
ご一緒することの多い友人達に
『来年は、オペラ鑑賞も加えて、一流の声を味わいましょう

2014年08月13日
恩師とディナー
我が家の子供たちは
幼少期から東京へ帰るまでの10数年間
ピアノのレッスンを受けていました。
札幌には親族もおりませんので
親以外の大人と交流を持てるように
親では賄いきれない部分を補って下さるような方を探しておりましたところ
ご紹介頂いたのが、F先生ご夫妻でした。
ご夫妻で音楽教室を主宰され
『楽しく学ぶ』ことを実践され
音楽と共に多くのことを子供たちに教えて下さった先生方です


息子は、ご主人のM先生からクラシックギターから始まりエレキギターもレッスンして頂き
1週間の内に何度もお教室に通っていました。
勉強をしている姿を見たことは皆無でしたが
充実した音楽ライフを送っていたことを鮮明に思い出します

先生方とわたくしたちはお時間がたつのも忘れお食事を楽しんで参りました。
前菜が3種類にメイン1品のディナーコースをセレクト致しました。
グリーンゼブラトマトのサラダは、
やや酸味が効いていて懐かしきトマトを彷彿させます。
雲丹のロワイヤルは、ジュレが少しわたくしには濃く感じてしまい
雲丹のお味が消えかけていました。
北海シマエビ、つぶ貝、夏イカを盛り込んだマリネは
北海道の爽やかな夏を感じる逸品でした。
バルサミコソースが添えられた穴子のスパイス焼は
契約農園からのフレッシュなお野菜と共に頂きました。
メインは足寄の石田めん羊牧場の仔羊のローストです。
ここ1年ほど前からラムが好きになり、頂く機会が増えました。
上質な肉汁が喉を通っていきます。
こんなに美味しいラムを頂いてしまいますと次に頂く時のラムへの期待が大きくなってしまいます。
先生方は熟年の方に
カルチャースクールでも教えていらっしゃるそうです。
『皆さん、とてもポジティブで練習量が半端じゃないんですよ』とおっしゃっていました。
生徒さんたちの勢いに元気を頂くそうです。
ラ・サンテさんのフレンチも過去何度か頂いたことがありますが
フレンチ激戦の札幌の地で今も頑張っておられ、嬉しく思いました。
いつか
息子家族&娘家族と共に先生ご夫妻とお席を共にできたらと思います


懐かしいひとときをありがとうございました

2014年07月11日
ふぉと*いろ親子写真展
8日から開催されております
ふぉと*いろ親子写真展を拝見して参りました。
単独で写真展は初めてとのこと
誠におめでとうございます


新築一軒家の会場に飾られている
たくさんんの親子写真を拝見しておりますと
ファインダーを覗くふぉと*いろさんたちの温かな眼差しを思います

この日は、
masae先生の『バスボム作り』のお講座もございました。
心地よいアロマの香りが会場に行き渡ります


プチマルシェも開催されgouterさんのコーナーで、コンフィチュールを購入致しました。
毎朝頂くヨーグルトのお供にぴったりです

gouterさん以外にも、美味しそうだったり、楽しそうだったり
幅広い年代の方にお越し頂けるショップもございました。
ふぉと*いろさんが今まで多くの方々と丁寧に繋がっていらしたことを感じました。
とてもいい笑顔ですね


先日開催しましたHANAIさんでのレッスンも
ふぉと*いろさんに撮影をお願い致しました

データに加えて、ご参加下さいました方々の素敵なショットをプリントしてプレゼントして下さいました

どなたの表情も躍動感に溢れていましたので
早く皆様にお写真を見て頂きたくてお送りしましたところ
【hiroyoさんから頂いたお礼メールに綴られたこの一言】にわたくしも納得致しました。
鏡を覗き込んだときには見られない
自分のもうひとつの表情がそこにはあって、
「これも私なんだ~」と新しい気づきがあり
改めてふぉといろさんの感性に驚かされています。
こんな文章を綴るhiroyoさんも素敵ですね

お渡し致しました他の方からも続々
『綺麗に撮れていて嬉しいです。ありがとうございま~す

ご連絡を頂いて
自分が撮ったお写真ではないのにすっかり誇らしい気分になったわたくしでした。
ふぉといろさんたちから
『いつも笑顔で全力投球』という姿勢を
学ぶ薫子であります。
写真展、
13日の日曜日まで開催しておりますので、元気いっぱいの親子写真をぜひご覧にお立ち寄りくださいませ。
日時:7/8(火)~7/13(日)
10:00~12:30(12日土曜日のみ15:00まで)
場所:焼津市石津573-2付近 ウエイブテンモデルハウス
2014年05月19日
皐月のお懐石料理
新茶の季節
皆様から一押しのお茶を頂戴する機会が多いのですが
どなたから頂いたお茶も豊かに香り、
『静岡の方のお茶に対する思い』の強さを感じます。
そして
茶道のお教室でも風炉のお点前になりました。
まだまだ、細かい動作を追うことに気をとられておりますが
師匠から
『薫子さん、この1年、他流派から移り、よく頑張ってお稽古致しましたね。今が一番の辛抱のときですよ。』
と温かいお言葉を頂戴して、思いを新たにするわたくしでございます

昨夜は
温石さんにて
皐月に相応しい爽やかなお懐石料理を頂いて参りました。
打ち水に
『準備が整いました』との気持ちを頂き、安らぎを覚えます。
お料理教室で時々お伺いするわたくしですが
夫は
『最後に伺ったのは去年の夏だった』と
何かを訴えたいような口ぶりで申しておりましたが
敢えて返しの言葉を発することもなくお部屋へ参りました。
前菜に
三河のトリガイ、手掘りのアサリ、
シマエビ、グリーンアスパラを甘夏の加減酢で頂きます。
選ばれた食材が甘夏の加減酢に絡まって柔らかであり、甘夏を意識する1品です。
トリガイとの相性がとてもいいですね。
クラシックなグラスに添えられた緑が美しく
上から見ますとトリガイは見えますが
アサリは一番下にありますのでちょっと残念

温石さんの八寸はいつも目を楽しませて下さいますが
アンティークのガラスの器に緑を巻き付けた、鮮やかなスタイルに
頂く前から期待感が膨らみます


こちらの器、
たばこ盆として使われていたと伺いました。
洒落ていますね

鯵のきゅうり巻きと巻きえびはわたくしの好きなお品です。
そして初めて頂く、蕗イカ。
器に入った大仁産のゼンマイも楚々としたお味付けです。
お椀は、
花鯛、新牛蒡、蕪です。
お椀の蓋を開けますと新牛蒡の香りがふんわりとやって参ります。
駿河湾にあがった貴重な本マグロ
若旦那さんが
『2年に1度あればラッキーです

手前の太刀魚と花鯛も新鮮でとても美味しく頂きましたが
さっぱりとした脂がのった鮪のお味は、いつまでも濃いゆかしさがあって
夫のお皿から勝手に一切れ貰ってしまうほどです

新生姜の鼈甲煮が添えられたカマスは木の芽酢で頂きました。
我が家も前日のお夕飯にカマスを焼いたのですが
身が柔らかくて盛り付けで苦戦しました。
奈良の丸茄子、牛肉、オクラの炊き合わせは
この1品だけでもご飯が進みそうです。
しっかりとした食感の丸茄子ですが、普通の茄子よりも煮崩れしにくいのでしょうか。
それとも、腕でしょうか・・・(もちろん、腕ですね

タイラ貝とそら豆のご飯。
温石さんのご飯に毎回感動を覚えます。
お米に造詣のないわたくしでもその美味しさにハッと致します

水菓子は
今年お初に頂く西瓜です。
お料理教室でお邪魔をするようになって
今年で3年になりますが
板場で若旦那さんのお仕事ぶりを拝見しておりますので
その手間暇を思うと
感謝の気持ちと共に
形に宿る心を深く感じます。
7月のお稽古は
『初鰹』をテーマに
若旦那さんの華麗なるデモンストレーションの模様を
また皆様にお目にかけることに致します。
端正なお料理をありがとうございました。
2014年04月05日
ばらちらし寿司でおもてなし
花散らしの風が吹いています。
風も冷たくて、
しまいかけた厚手のタイツをまた着用しております。
昨日は
温石さんで開催されました『観桜のためのおもてなし』で
ばらちらし寿司のお稽古をして参りました。
午前の部は、お稽古後にお懐石料理を頂き
午後の部は、お稽古後お持ち帰り頂く
ご都合に合わせて、お選び頂きました。
朝どりの焼津の鯵、
三河の平貝等、
素人では揃えることがでいない材料を拝見いたします。
お魚への塩は
そのお料理によって多少の違いがあるそうですが
今回はやや多めに表裏あわせて乾燥した粗塩をふります。
ジワジワと水分が出てきてきます。
三河の平貝は、ほとんどが西の方面に出荷されるそうですが
こうやって、温石さんのお手元でさばかれるところを拝見できて嬉しいですね。
あらかじめ、昆布締めをしたさよりと赤むつ
昆布締めもお魚によって
直接昆布を乗せるか、ワンクッションおいて乗せるか
小技を次々に教えて下さいます。
若旦那さんが
『先日、hiroyoさんが赤むつを召し上がりたいとおっしゃいましたので、本日はご用意いたしました』
と
昨年のお話を克明に記憶して下さりご厚意を頂いたのですが
あらまあ、残念
hiroyoさんご欠席でした

若旦那さんの思いやりの心、
参加しました皆様とご相伴させて頂きました。
赤むつは皮目が美味だそうでして
赤むつの脂で赤むつを焼く
脂がじんわりと出た身は、呑み込んでしまうのが勿体ないくらいです。
具材もそろって、いよいよ盛り付けです。
早朝より焼いて下さいました芝エビ入りの玉子焼きが美味しそうで、
隙を狙って、手を延ばしてしまいそうです

盛り付けのご指導も頂きました。
材料を一体化させ
角が立つように置くく

蕨や木の芽、
桜の花びらも散らして完成です。
巻きえびやいくらの赤
玉子の黄色、
大葉の緑、
アートですね~


お座敷に移動しまして
お懐石を頂きました。
【和え物】 湯引き鮪、花山葵、 牧之原のオリーブ和え
牧之原でオリーブ、そしてオリーブオイルが生産されているのを初めて知りました。
勝ち過ぎないフルーティーなお味が和食にも合うような気がします。
【吸い物椀】 桜鯛、若布、蓬餅
瑞々しい若布に桜鯛の取りあわせ、隠れていますが蓬の香りがまさに春そのものです。
【焼き肴】 桜鱒と春野菜
桜と名前が付いているようにしっとりとした身が上品です。
以前も同じようなことを申しましたが、和で頂く桜鱒が好きです。
お皿の上で春の花々が咲き誇るような、ばらちらし寿司。
丹波の大納言小豆餡を入れたお饅頭は
若旦那さんが
『お菓子は難しいですね』とおっしゃいましたが、
餡のお味がどこの和菓子屋さんよりもすすむ優しい甘みです。
お薄と共に頂きました。
午前の部は
初めてご参加下さいました方が3名いらっしゃいました。
皆様が口々に
『これだけのお手間をかけていることに驚きを覚えました』とおっしゃいました。
それを知ってしまうと
感謝の気持ちが自然に沸いて参ります。
午後から参加されたM&Kさんの
Kさんが
『段取り八分』とよく口にされますが
まさしくその通りと思える昨日のお稽古でした。
段取力を発揮してゴールまでの道筋を見通しつつ
丁寧なお仕事をすることの大切さはお料理だけではありませんね

日々の暮らしを今一度、見直してみようと思います。
良き素材、
良きお稽古、
良きお仲間と共に過ごした春のお懐石料理の会。
本日も充実したひとときをありがとうございました。
2013年12月28日
『オペラ座の怪人』は雪をも融かす
ようやく
お年賀状を書き終わりまして投函して参りましたが
お元日に届くかどうか、心配です


『オペラ座の怪人』札幌公演のことをまだアップしておりませんでしたので、サックリと

小雪が舞い散る札幌の街で開幕を迎えました『オペラ座の怪人』
普段ですと何枚も撮るはずですのに
画像整理をしておりましたら上記の画像と
このキャストボードを撮っただけでした。
関係者でもないわたくしですが
(敢えて申しますと、高井さんファン関係者でしょうか・・・・

なぜか緊張しておりましたんですね

これだけのキャストを揃えての開幕は
四季の意気込みを感じますね。
ファントム役者の橋元さんがブゲーで登場されておりますし
(静岡CATSで橋元さんに心を鷲掴みにされましたし

橋元さん以外にも
『おやっ

遠隔地における突発事項に対する保険的なキャスト配置であるように思いました。
『ジーザス・クライスト=スーパースター』ジャポネスク・バージョンの千秋楽から、10日足らずで開幕したオペラ座のタイトルロールに
堂々と登場された高井さん、
[The Music of the Night]で聴かせて下さった
力強さと、しなやかさ
開幕にきっちり合わせて来てくださったことに
『お見事』
と緊張していた自身の身体がほどけていくような心地よさを覚えました。
ファントムの持っている
狂気と悲哀の相反する感情を1曲の中に同時進行で歌える高井さんのファントムは
観客の心を一人占めしているようでした。
ラウルの中井さんは
『美女と野獣』札幌公演で活躍されましたので
札幌の皆様にはお馴染みかと思います

クリスティーヌを思う一途さや熱さが
『正調・ラウル節』として描かれていて
歌・演技ともに高いレベルで安定しているところが
中井さんの魅力でもあります。
クリスティーヌの笠松はるさんは、拝見するたびに細くなられ
その儚さがクリスティーヌと重なります。
色々な役で拝見いたしますが
楽曲的にはクリスティーヌが一番はるさんらしくて大好きな役者さんです。
札幌公演の初日に
このお三人で拝見できたことは
本当に感激致しましたし
嬉しいXmasプレゼントをありがとうございます

カーテンコールで手を振る高井さんは
安堵と自信に満ちていて
うっすらと笑顔ではけていくそのお姿に
『良かった、良かったぁ~』と
お母さん気分に浸るわたくしでありました。

劇場の外で降りしきる雪をも融かす
素晴らしい開幕を拝見できて清々しい気持ちで劇場を後にしたわたくしですが・・・・・
その日の夜、
友人からのメールで
『オペラ座の怪人』開幕のニュースに薫子さんがアップで出ていましたよ~~

とご連絡を頂き、
清々しい気持ちだったのに、
お恥ずかしい気持ちに変わってしまい


脂汗がタラ~りでございました。
札幌の皆様、大変失礼を致しました

2013年12月26日
✨rena先生とrenaちゃん✨
拙ブログを通じて
2013年も素敵な出逢いに恵まれて
そのご厚情に心より感謝をする年の暮れでございます。
そして、
今年最後になります出逢いがございました


来年、
鷹匠のoniwaさんで開催予定のビーズ展に参加して下さることになりました
atelier renaのrena先生邸をご訪問させて頂きました。
札幌からtomomi先生、そして門下の先生が3名、作品を出展して下さいますが
せっかく静岡で開催ですので
tomomi先生と同じイメージをお持ちの方を探しておりましたところ
rena先生と出逢うことができまして
『ぜひ、静岡を代表してご出展下さい』とお願いしましたところ
快くお引き受け下さいました。
rena先生は
ワイヤーモードの第一人者でおられる
余合ナオミ先生から直接手ほどきを受けられ
余合先生の技術と共に
余合先生の人間性に深く感銘を受けられた方です。
こちらの作品は
rena先生が余合先生の作品集に選ばれ掲載されたネックレスです。
わたくしの技術が不足しておりまして申し訳ありませんの画像になってしまいましたが
実際の作品は、それを身に着けると誰もがエレガントな女性になれるネックレスです。
こちら以外のrena先生の作品も撮りましたのですが
光の取り込みが悪く、次回お目にかかりました折に再度撮らせて頂くことに致します。
重ねて申し訳ないことでございます


rena先生が
『生徒さんの作品も見て下さいますか』とおっしゃってお出し頂いたのがこちらです。
大人可愛いネックレスは、
ビーズ展の開催の3月に向けて、春を感じる優しい作品ですね。
生徒さんを思いやるrena先生のお人柄が嬉しいです

rena先生のアトリエは
余合先生の作品がディスプレイされていて
キラキラとした非日常の世界を拝見できました。
そして、
この可愛いマルチーズのお名前も、renaちゃんです。
カメラ目線、ありがとね

rena先生、年の瀬のお忙しいところありがとうございました。
どうぞ、お健やかに新年をお迎えくださいませ

2013年11月24日
マダムのレシピが出版されました
先週、罹った喉風邪が流行中だそうです。
わたくしはお蔭さまで痛みも取れましたが
油断をしますと咳に移行するようですので
『あら、喉が痛い

充分ご注意くださいませ。
わたくしがほぼ毎日かかさずに拝見しております
Mikage マダムの夕食レシピが
Mikage マダムの絶品夕食レシピとして上梓されました。
昨日、手元に届きました。
その生活スタイルは
わたくしの憧れであり、
『マダムに少しでも近づきたい』とキラキラと御影方面へ気持ちを送っております


和食にこだわったマダムのレシピは
お嬢様とお嫁さんにご自身の味を伝えたいという思いから
始められたブログが編集者の目に留まったというのですから
その方のお目の高さに改めて感謝です。
マダムは
『各御家庭の伝承料理、母親の味、おせち料理、四季折々の料理をじっくり丁寧に食卓へ』
というお気持ちで和食にこだわって
そして、和食が廃れないようにアピールをしたいとおっしゃっています。
上質の素材を求め
心を込めてお作りになる。
美しい器に盛り付けられたお料理は
同じ器でも季節によって顔を変えていきます。
マダムをロールモデルにすることで
お料理のヒントを頂けたら嬉しいですね

さてと、
今夜はマダムのレシピから
牡蠣の土手鍋にしようと思います。
丁寧に、真心を込めて・・・・

2013年11月20日
ジーザス・クライスト=スーパースター(エルサレム・バージョン)
時候の挨拶の締めくくりに
『気温の変化にお風邪など召しませんように

言っている自分が
喉風邪をひいてしまいました。
普段から家族を顧みない行動をとっているので
誰からも同情されないことはわかっておりますが
『それでも行かねばならぬ

夫から
『お・い・そ・が・し・そ・う・で・す・ね』とメールが来ましたが
『の・ど・が・い・た・い』と返信しておきました。
と、嫌な感じのやりとりはどうでもよろしくて。。。。。
2007年12月
京都劇場で拝見したあの日から封印していました作品
『ジーザス・クライスト=スーパースター』
大司教カヤパ役に高井さんも9年ぶりのキャスティングです。
画像がブレブレで申し訳ありません

観劇仲間のTさんに取って頂いた
舞台を肌で感じることのできるお席で拝見することができました。
いつもお世話になります


キャストボードの脇に
可愛らしいクリスマスツリーも。
ジーザスが十字架にかけられる前の7日間を描いたこの作品は
エルサレムの土埃が舞う傾斜舞台の上で繰り広げられます。
群衆の熱みたいなものが
舞台の雰囲気を大きく左右するのですが
冒頭の群衆の歌声が綺麗にまとまりすぎて
『N〇K合唱コンクール、東海地区予選みたいな雰囲気だ~

感情を出し過ぎて役者が溺れてしまうのはいけませんが
観客に迫ってくる鬼気がないのも少し寂しいものです。
ユダを演じておられる四季のマルチ俳優の芝清道さん は
かつては声量で物を言わせるタイプだったのですが
むしろ、その声量に頼らない今のユダのほうが
溢れる感情を冷静に演じていらしてわたくしはいいなと思いました。
昨年、ジーザスデビューをされた神永東吾さん は
ビジュアルの美しさでは
歴代ジーザスの中では間違いなく№1だと思います。
が、
声質が軽いせいでしょうか
やや平板な印象を受けて
言葉に重みが欲しいなと思いました。
しかし
『ゲッセマネの園』からの神永さんは
普通の青年ジーザスから
一声、一声に悲しみをたたえ深い思索の中で死に向かいゆく無力な青年を演じておられました。
そして、
高井さん演じるカヤパ大司教の登場で
劇場に地響きを起こす勢いのお声に精度が一気に上がっていきました。
オペラでもそですが、
テノールの方が主役、バリトンは脇役になりますが
物語の上ではキーパーソンとなる重要なポジションが多いですね。
まさに、
『悪』に徹する演技をしようと努力されていましたが
声の重厚感と演技の幅がアンバランスで
プリプリ怒っている可愛いオッサンでした

過去の
伝説のジーザス・柳瀬大輔さんの舞台は
観客までを狂気のエネルギーに巻き込むような中毒性のあるもので
終演後、なかなかその世界から抜け出せない
『あれはいったいなんだったのだろう』と懐かしささえ感じます。
今回は
無力で人間的な弱さを持つ普通の人間ジーザスと
神の子と言われ、教えを説こうと威厳を保つジーザス
その二つの顏をはっきりと演じられた神永さんを
冷静に受け止めることができました。
舞台を経るごとに成長される神永さんを拝見する楽しみもありますね。
ノンストップで1時間45分の舞台が、
とても早く感じたことの解明は
ご一緒したmichikoさんと次回お目にかかった折にお話しすることにします。
今日は、
喉の痛みも消えて元気になりましたが
おとなし~く自宅で過ごしております。
皆様も、どうぞご自愛くださいませね(←あまり、説得力もございませんが、一応言ってみました)

2013年11月17日
✨森麻季&林美智子 華麗なる二人の歌姫✨
昨日は、
焼津⇒東京⇒大船⇒小田原⇒焼津
と
半分は所用、
残りの半分はディーヴァの饗宴に感動のひとときを過ごしまして
乗り物に乗っている時間の方が長い一日を過ごしました。
池袋から大船に向かう湘南新宿ラインを待っているホームに
rikuの好きなNEXがスルスル~っと入って参りまして
思わずシャッターを切りました。

間近で見たのは初めてでしたが
その美しいフォルムと
綺麗に磨かれたボディ、
ファンが多いことに頷けますね。
デジカメで撮りましたが
充電チェックもぜずに持って参りましたその画面に
赤いマークが点灯しておりまして
その後のお写真は撮れずで
間の抜けた自分に笑うしかありませんでした
大船駅から10分程の
鎌倉芸術館で
『森麻季&林美智子 華麗なる二人の歌姫』を聴いて参りました。

日本を代表するお二人の饗宴は
開演前から、ドキドキするほど期待感でいっぱいです。
森麻季さんと林美智子さんは
高校生の頃からのお付き合いだそうです。
仲の良い美しい姉妹のように
舞台でお話をされ、
お互いを尊重しあうとても素敵な間柄にお見受け致しました。
オペラの世界で『選ばれたお二人』であります。
プログラムは
『コシ・ファン・トゥッテ』より 妹よ、みてごらん重唱から始まりまして
林さんの、『フィガロの結婚』より 恋とはどんなものかしら
ズボン役のケルビーノの歌は
この役で絶賛を浴びた林さんの当たり役ですが
少年っぽさと反比例した深い歌声にすっかりオペラの世界に引き込まれました。
森麻季さんは
エキゾチックな容姿、妖艶な雰囲気が魅力的なお方ですが
日本的抒情風味が加わったおしとやかで細い1本の線が続くような歌声です。
『花は咲く』を歌って下さり
そのしっとりとしたお声に
会場のありらこちらで、ハンカチを目に当てておられる方が。
ご一緒したクラシック仲間のSHIHOさんも
『なんて、美しい歌声でしょう~』とハンカチを握りしめていらっしゃいました。
ソプラノの森さん
メゾソプラノの林さん
声種の違いを楽しみながら
『声』の持つ力に
大きな喜びと感動を頂きました。
お二人の舞台の素晴らしさが
会場全体に行き渡り
滅多に味わうことのない
会場の集中力を感じました。
前方列の最上手に座っておりましたので
林さんが歌い終わって袖に戻ると
森さんが拍手で林さんをハグするご様子が見えて
『なんて素敵な光景でしょう』とその森さんのお姉様らしさに涙ぐんでしまいました。
絶妙なタイミングでの
『ブラヴァー
』も、お見事でした。
終演後
SHIHOさんと乾杯をしましたビールが格別に美味しく
幸せな時間を過ごすことができました。
わたくしの今年№1舞台となりました。
さてさて、
芸術の秋の集大成になるかどうか、
今週は6年間の封印を解く作品
『ジーザスクライストスーパースター』観劇です。
納得のいく観劇になるかどうか、期待と不安が入り混じっているわたくしであります。
焼津⇒東京⇒大船⇒小田原⇒焼津
と
半分は所用、
残りの半分はディーヴァの饗宴に感動のひとときを過ごしまして
乗り物に乗っている時間の方が長い一日を過ごしました。
池袋から大船に向かう湘南新宿ラインを待っているホームに
rikuの好きなNEXがスルスル~っと入って参りまして
思わずシャッターを切りました。
間近で見たのは初めてでしたが
その美しいフォルムと
綺麗に磨かれたボディ、
ファンが多いことに頷けますね。
デジカメで撮りましたが
充電チェックもぜずに持って参りましたその画面に
赤いマークが点灯しておりまして
その後のお写真は撮れずで
間の抜けた自分に笑うしかありませんでした

大船駅から10分程の
鎌倉芸術館で
『森麻季&林美智子 華麗なる二人の歌姫』を聴いて参りました。

日本を代表するお二人の饗宴は
開演前から、ドキドキするほど期待感でいっぱいです。
森麻季さんと林美智子さんは
高校生の頃からのお付き合いだそうです。
仲の良い美しい姉妹のように
舞台でお話をされ、
お互いを尊重しあうとても素敵な間柄にお見受け致しました。
オペラの世界で『選ばれたお二人』であります。
プログラムは
『コシ・ファン・トゥッテ』より 妹よ、みてごらん重唱から始まりまして
林さんの、『フィガロの結婚』より 恋とはどんなものかしら
ズボン役のケルビーノの歌は
この役で絶賛を浴びた林さんの当たり役ですが
少年っぽさと反比例した深い歌声にすっかりオペラの世界に引き込まれました。
森麻季さんは
エキゾチックな容姿、妖艶な雰囲気が魅力的なお方ですが
日本的抒情風味が加わったおしとやかで細い1本の線が続くような歌声です。
『花は咲く』を歌って下さり
そのしっとりとしたお声に
会場のありらこちらで、ハンカチを目に当てておられる方が。
ご一緒したクラシック仲間のSHIHOさんも
『なんて、美しい歌声でしょう~』とハンカチを握りしめていらっしゃいました。
ソプラノの森さん
メゾソプラノの林さん
声種の違いを楽しみながら
『声』の持つ力に
大きな喜びと感動を頂きました。
お二人の舞台の素晴らしさが
会場全体に行き渡り
滅多に味わうことのない
会場の集中力を感じました。
前方列の最上手に座っておりましたので
林さんが歌い終わって袖に戻ると
森さんが拍手で林さんをハグするご様子が見えて
『なんて素敵な光景でしょう』とその森さんのお姉様らしさに涙ぐんでしまいました。
絶妙なタイミングでの
『ブラヴァー


終演後
SHIHOさんと乾杯をしましたビールが格別に美味しく
幸せな時間を過ごすことができました。
わたくしの今年№1舞台となりました。
さてさて、
芸術の秋の集大成になるかどうか、
今週は6年間の封印を解く作品
『ジーザスクライストスーパースター』観劇です。
納得のいく観劇になるかどうか、期待と不安が入り混じっているわたくしであります。