2014年11月16日

贅沢な初冬 今年もありがとうございましたの会♪

静岡の冬は

平野部に関しては雪が降ることはほとんどないと言ってもいいのですが

焼津は風が強いせいでしょうか

体感気温は案外低く感じます。


今年は

ダウンのロングコートを買い求めようと数週間前から

色々探しておりました。


ご経験がおありかと思いますが

探しているときに限って、思うものが見つからないものですね。

キーワードは、ネイビーブルー



ネットで

『これは素敵~icon12』と思って購入したのですが

実際に試着してみましたら、

素敵なのはコートだけで、着ている人に全く合っていないという悲しいことになり

返品させて頂きました。



東京の百貨店でも思うような物が見つからず

今年は見合せようかと思いましたが

今日、所用で参りました静岡の百貨店で希望に限りなく近いロングダウンコートを購入することができましたicon12icon12


『灯台下暗し』 でございましたicon10icon10




と、スッキリとしましたところで

過日の温石さんでのお懐石料理をご覧下さいませ。





炉開きも行われたお座敷には

格調の高いお掛物

そして、蕾の椿

















【前菜】 ほうれん草の胡桃味噌和え

胡桃の香ばしさを感じながら、滑らかなお味、

強さを主張しない甘海老の甘さが広がります。







【温向】 百合根まんじゅう(あんかけで)

副交感神経のパワーが身体に巡る、そんな気持ちを抱きます。






【お造り】 小川港定置網の縞鯵・鯛(一塩)

高級魚の縞鯵をご用意下さった若旦那さんのお心に沿うように

皆様から

『美味しいですね』とお言葉を頂きました。






【焼肴】 魳

『温石さんのお魚が本当に美味しいですね。毎回とても楽しみです。』とchikageさんが幸せそうなお顔、
わたくしも同意です。






【小鍋  蛤・島田の椎茸・氷見産の蓮根・富士宮の小蕪みぞれ仕立て】

優しい白みそのお味が厳選されたお野菜たちを更に引き立てます。






そして、

銀杏ご飯と氷見産の里芋のお味噌汁

カラスミがアクセントになっていました。






【主菓子】深山路 お薄

錦秋の山路を歩く自身を思いながら頂きました160









お懐石料理と家庭料理、

対極にあるものではなく、旬の食材を丁寧な段取りで作ること

つくづく思います。



今回、若旦那さんのお手伝いをして下さいました稲木春菜さんマナリーのスタッフさん。

無農薬野菜・有機野菜・お米の販売をされ

静岡県内のイベントでご活躍をされておられる方です。

本当の意味での有機について、お話しを伺いました。

お持ち下さいましたお野菜やフルーツ、

わたくしは群馬名月というお林檎と蕪を購入しましたが

ドキっとするほど、素材のお味が新鮮でした。

お若い方が『食』について熱心でいらっしゃることはとても嬉しいですし

応援をしたくなりますね。






充実した一日を過ごせましたことを

皆様と共に分かち合えて軽やかな気持ちで帰宅できました。


ありがとうございました。
  


Posted by 薫子 at 19:33Comments(0)お料理教室

2014年11月11日

積み重ねる手間が美味なる味に


一雨ごとに秋から冬へ向かっていくことを感じます。


本日は、温石さんにて

『贅沢な初冬 今年も有難うございましたの会』というテーマで

お稽古をして頂きました。


早いもので

温石さんのお稽古にお伺いして2年が過ぎます。


若旦那さんがご自身の力でグングン成長なさっていかれるお姿を拝見する2年でもありました。











季節のお料理、

百合根饅頭の作り方をじっくりと拝見させて頂きました。







汚れを取り除き、変色している部分も除きます。





白百合のように穢れのない白ですね。





弱・中火で7分程蒸しまして、裏ごしを致します。





事前によくすりつぶした白玉、大和芋と合わせて






温かさの残る百合根グループで

事前に若旦那さんがお作りになった鴨肉団子を包みます。






ここに至るまでの小さな手間の数々をすべてお伝えできないのですが

拝見している内に

あ~、もう自宅で一人で復習するのは困難である】との思いが湧き上がり

ドンヨリとして参りました(きっと、わたくしだけでしょう)



こんな時にわたくしの心を明るくして下さるのは、積極的に実践を買って出て下さるhiroyoさん、

お上手に百合根で鴨団子を包んで下さいました。





右端が包まれる前の鴨団子です。






出来上がった百合根さんを160℃でさら~と揚げます。






揚げた後、

更に蒸して完成です。




幾重にも手間をかけてできた百合根饅頭の神々しさ、

手を合わせて頂くわたくしでありました。











明日から所用で東京へ参りますので

頂きました初冬のお懐石料理は、週末まで暫しお待ちいただきまして

本日はこれにて失礼を致します。







  


Posted by 薫子 at 20:19Comments(0)お料理教室

2014年10月19日

秋のお料理教室(於・浮月楼)


毎回、学ぶことの多い浮月楼さんでのお料理教室、

今回もお誘いを頂きまして参加して参りました。

お庭の灯りに幽玄な気持ちを抱きます。






今回は、

舞茸ご飯


胡麻豆腐です。


山田料理長から

舞茸のさばき方を伺います。

金気を嫌う食材ですので、手で優しくですね。






hiroyoさんとmisakoさんが丁寧に舞茸を割いて下さいます。

舞茸は色が出てしまいますので下茹でを致しましょう。








前回のお講座でアサリのご飯を致しましたので


その記憶を頼りに、炊き込みスタートです。

天竜産の柿木茸も一緒に入れます。

油揚げは、湯通しをぜずにその油も一緒に炊き込みます。








以前から、自身の手で作ってみたかった胡麻豆腐、

今回のレシピに登場とあって、期待でいっぱいです。


吉野葛を使用して、胡麻は市販の練りごまです。






なんと申しましても、
胡麻豆腐は、火加減と練りの作業が出来上がりを左右致します。






山田料理長にご指導を頂きながら、順調に練りの作業が進みます。





15分ほど、
『全体』
『均一』
『底』からおしゃもじを動かします。
交代で作業いたしますが、
程よく固まった頃には、腕が・・・(翌日、筋肉痛を起こしてしまいましたemoji06







バットに流しいれ、空気を抜き、冷水で冷まします。




そして、出来上がりがこちらです。






丁度、舞茸ご飯も炊きあがりました。





今回のお講座も、山田料理長からたくさんのご指導を頂きました。

料理本やネットなどでも、胡麻豆腐の作り方は沢山ございますが

タイミングやこつ、

自ら実践をして下さり拝見させて頂くことは

自身の目に焼き付けられて、

『今度は、自分一人で作ることができる』と自信につながります。






前菜のお膳に乗った胡麻豆腐
『出来立ての胡麻豆腐を皆さんに食べて頂きたかった』
料理長がおっしゃるとおり、昆布のお出汁がよく効いた胡麻豆腐、滑らかで本当に感動致しました。





蟹安平、黄身素麺、松茸のお椀は、熱々です。





お造りを頂きながら、少しお酒も頂きました。





海老とみつせ鶏つくねが入った茶碗蒸し。
みつせ鶏は弾力があって美味しいですね。




揚げ物もボリュームがあります。
エゴマ豆腐の蓑揚げ(稲穂で隠れております)
海老チーズの俵揚げ、
素揚げの稲穂に収穫の秋を感じます。






白みそでおネギのシンプルな止椀






栗ババロアに栗小倉餡を添えての甘味






お料理がお好きな皆さんとのお稽古は

回を重ねる度に、言葉を交わさずとも意志が通じ合って

『あうん』の呼吸に近づいて参りました。

わたくしなどは、カメラを構えての失礼な状況でありますが

大目に見て下さる料理長とお仲間のお蔭で

毎回充実した時間を過ごすことができます。





手間をかけて作るお料理を
『特別なこと』と思わないようにさらさらとキッチンに立てるといいな~と思いました。
(その境地になるには、まだまだお時間がかかりそうですface15  


Posted by 薫子 at 16:02Comments(0)お料理教室

2014年07月18日

鰻巻玉子焼きにチャレンジ(浮月楼お料理教室)


湿度が高いと体調にも影響がありますね。


今月は、初旬からスケジュールを入れ過ぎてしまいましたので

自分では気が付かない疲れも出ているのではないかと思います。


masae先生にお願いしておりました

オレンジフラワー

ハイビスカス、ローズヒップをブレンドして、心身共に緊張を解きほぐすようにしております。





一昨日の夜は

浮月楼さんのお料理教室に参加して参りました。








今回は

鰻巻玉子焼き

新生姜の甘酢漬け

浅利と新生姜の炊き込みご飯

の3種の実習です。



山田料理長から

お料理のご説明を伺いまして、

即、実習へと進みます。








hiroyoさんとご一緒のテーブルで実習致しました。

新生姜の薄切りをお上手にこなしておられます。

繊維に沿って縦に切ることで食感もよろしいですし、見た目も綺麗に仕上がるそうです。







お時間が限られておりますので

同時進行にて皆様テキパキと作業をなさっています。


浅利の酒蒸しをチェックされる山田料理長。

とてもお可愛らしい様子に

板場では、厳しい方なのかな~emoji06』と、想像ができません。






わたくし共の実習台は、初めてご参加の方々と

お久しぶりのhiroyoさんとわたくしですので

山田料理長が何かとお気を遣って下さるのをいいことに

先生、お願い致します178』と

バトンを渡してしまいます。

切り揃えた新生姜をさっと1~2分湯がきます・・・・先生がface15







鰻巻玉子焼きを自分で作るという考えがなかったので、

嬉しい気持ちと

自分で作ることができるのだろうかと緊張感もございまして。

















テフロン加工の玉子焼のフライパンとテーブルガスコンロですと

プロの方にとってむしろ困難なことが多いようですが

火加減卵液を入れるタイミング

卵液を入れてからのお箸の入れ込み方 様々なことを教えて頂き大変勉強になりました。







炊き込みご飯の蒸らしが完了しましたところで

会食タイムになりました。








各自作りました鰻巻玉子を少し盛り付けを致しまして

残りはお土産で1本お持ち帰りとなりました。





(玉子にピントが合っておりませんが、なんとか完成致しました)



季節のお懐石料理を頂きながら

皆様とお話しを致しました。

お料理が好きな方達との会話は共通点もたくさんありますので楽しいですね。



日本酒をhiroyoさんとchikageさんにご馳走になってしまい

ほろっと酔ってしまったのでしょうかicon54

お料理のお写真を撮っておりませんでしたので

お品書きにてお許し下さいませ。






そして、

実習したお料理の完成写真も撮っておらず、

酔っていても、いなくてもあまり差がなく間の抜けたことで

今、反省をしておりますicon11




炊き込みご飯も新生姜の甘酢漬けも上品なお味に仕上がりました。



復習を兼ねまして

近々、M&Kさんをお誘いして、試食して頂こうと思いますので

その折には、撮ってご覧いただけるといいなと思います。



山田料理長の丁寧でほのぼのとしたご指導に感謝致します。

そして、ご一緒した皆様、またお教室でお目にかかれますように197  


Posted by 薫子 at 16:30Comments(0)お料理教室

2014年07月07日

クラブハウスサンドイッチでランチパーティー♪♪

6月にレッスンを受けましたクラブハウスサンドイッチの復習を兼ねまして

ランチパーティーを致しました。



HANAIさんよりご許可を頂きましたので、

ディジョンマスタード・マヨネーズの材料を下記に記しましたのでご参考下さいませ。



【材料】 

*ディジョンマスタード 25g

*卵黄1個          

*ワインビネガー10g    

*塩(レッスン時はゲランドの塩)少々

*胡椒 少々

*リノールサラダオイル(リノールオイル以外の時は少し多めにディジョンマスタードを入れます) 1カップ
      






サラダオイル以外をボウルに入れ、

少しずつオイルを入れ撹拌していきます。


10分ほど、撹拌しますと、とろ~りとしたマヨネーズの出来上がりです。

お好みで塩、胡椒をプラスしてもよろしいかと思います。


サンドイッチ以外にも、フライ等のタルタルソースとして頂くと脱家庭のお味になりますemoji08













サンドイッチの具材は

レタス、トマトベーコンハム、

と普通にスーパーで購入できる物ばかりです。



トーストしたパンの片面にマヨネーズを塗り、

具材を挟んでカットしますと・・・・











盛り付けも、テーブルコーディネートも皆様にお任せです。


おもたせの赤シソのジュース

ヴィシソワーズスープ(1年ぶりに作りましたのでお味はいかがでしたでしょうか)

ニース風のサラダ(グリーンレタス・ボイルした人参とジャガイモ・きゅうり・オリーブ・紫タマネギ・サーモン・ツナ・ゆで卵・トマト・ハム)

をサイドメニューにして召し上がって頂きました。







レッスンの復習も一人でボソボソとするより

親しいお友達をお招きしてご一緒したほうが、

プチリュクス感を味わえていいものですね~
175


皆様がお車でお越しでなければ

アルコールもどうぞ』とお勧めしたかったのですが、

それが、少~し残念でした。



材料やお土産等、お持ち下さっての復習ランチ、

大変、お世話になりまして、ありがとうございました。








  


Posted by 薫子 at 15:51Comments(0)ランチお料理教室

2014年07月04日

鰹のたたき・お刺身 お稽古 【焼津・温石】

今年は、鰹が不漁だそうですが

鹿児島(枕崎でしょうか)の鰹を使用して

たたきとお刺身のデモンストレーションを拝見し、

『暑気払いの肴』を頂いて参りました。








背に近い部分は筋っぽいので炙りにし、










お腹の部分はお刺身で頂きます。






たたきは、

茗荷の輪切り、万能ねぎ、生姜でコートしてしばし冷蔵庫へ





温菜の丸茄子田楽作りも拝見いたしました。






たま味噌を茄子に塗り、

美しく仕上げるためのテクニックも見せて下さいました。









デモンストレーション後、

お部屋にてお料理を頂きました。





半夏生が控えめに挿してあっていいですね』とmisakoさんがおっしゃいまして

初めて拝見した季節のお花に小さな感動を覚えました。

お稽古の前日がまさに、『半夏生』だったので

心を尽くしてお迎え下さったことに嬉しさもひとしおです。








お稽古のお手伝いをして下さいました方が冷菜を運んで下さいました。

温石さんでお稽古の折にお手伝いをして下さる方は

どなたも楚々としていて良い雰囲気をお持ちです。




瑞々しい梶の葉を蓋にして、

いったい、この中には何があるのかしら』と

早く葉を返したくもあり、そのままじっと葉を愛でていたい気持ちになりますが






甘長唐辛子のすり流し

辛みはほとんでありませんで甘みがほんのりと広がります。

一同、無言で頂きました。

黙ってしまうほど美味です。  










温菜は、

デモンストレーションで拝見しました丸茄子の田楽です。

柚子の風味がアクセントになり、たま味噌の優しい甘みも加わります。










鰹のたたきとお刺身
が登場です。


お魚の絵付けが施してあります器(ご覧頂けなくて申し訳ありません)

わたくし好みの器でありまして、





和辛子で頂く鰹、これがまた引き締まったお味になります。

調べてみましたら、江戸時代は生姜ではなく辛子が主流だったそうです。










鱸の塩焼きを蓼酢で頂きます。

自然農法で作られたお野菜は、『旬』を感じます。












三河の鱧のかば焼きご飯は、

いつもながら温石さんのご飯の美味しさにプラスして、

鱧の食感に季節を感じます。


かば焼ご飯を頂くと

rikuを思い出して、『温石さんのお料理を食べさせてあげたいな~』と思います。


幼稚園生のrikuもなにかと忙しいらしく

お電話をしますと

焼津に行きた~い』と調子のいいことを言って


rikuちゃん、何か欲しい物ある~emoji03』という言葉を

引き出すことが上手になりました。








新鮮な鰹の血合いをなめろう風にサプライズでお出し頂きました。







デザートの桃源餅は、白ごまの爽やかな香りです。

もっちりとした口当たりが和のデザートの特徴ですね。

手前の食べられるほおずき(シャインベリー)は、初めて頂きましたが

優しい甘みに意外性を感じます。








毎回、

若旦那さんの創造力と想像力に嬉しい驚きを覚えます。


ご参加下さる皆様も

『食』への関心が深く、真剣にお稽古に臨んで下さいますことがとても嬉しいです。


皆様の期待に応えて下さる若旦那さんのお稽古に、頭が下がる思いです。



お稽古を受けたその日は

日々の食卓について考え

『真面目にお料理に取り組むemoji02』と誓うのですが・・・・・face02








梶の葉を頂戴いたしましたので


帰宅後、我が家でも真似をしてみました。





メジマグロを炙ってたたきにしてお夕食に出しましたら


喜んで食してくれた夫でありました。







『ひたすらに』お稽古をして下さいました温石さんと

それを受けて,身を入れてお稽古に参加して下さいました皆様に感謝致します。





  


Posted by 薫子 at 20:23Comments(2)お料理教室

2014年06月18日

クラブハウスサンドイッチを召し上がれ♪♪

おはようございます。

ひんやりとした空気で目覚めました。

小雨も降っておりましたが

瀬戸川を1周だけウィーキングをして参りましたら

程よい汗をかいて気持ちよい一日が始まりましたemoji08




昨日は

鷹匠にございます

『パティスリーHANAI』さんにて

『ディジョンマスタードソースで作るクラブハウスサンドイッチ』
レッスンがございまして

10名を超えるマダムがHANAIさんのサロンにお集まり下さいました。





『美味しいサンドイッチを作りたい』というわたくしの個人的な願望が


『皆様に素敵なレッスンを提供したい』というHANAIさんのお気持ちと連動致しまして

レッスン開催の運びとなりましたemoji49





早速

レッスンの模様をアップしようと思いましたのですが

画像の取り込みがなぜか不具合になってしまいました
emoji25




撮影を担当して下さいました


ふぉと*いろさんのブログをご覧いただきまして


和やかな風景を想像して頂けましたら嬉しいです175




HANAIさんのご許可がございましたら

レシピも公開しつつ

後ほどアップさせて頂きたいと思います。





一日梅雨空になるのでしょうかicon03


こんな日は
普段、手をつけることができないキッチン周りのお掃除をして過ごそうと思いますemoji28


皆様もお健やかな一日をお過ごしくださいませ。



  


Posted by 薫子 at 08:00Comments(4)お料理教室

2013年11月13日

『錦繍の会席』お料理教室 焼津・温石さんにて



西高東低、

晴れ晴れとした空気の中

温石さんにて


『錦繍の会席』お料理教室が開催されました。




本日の副題としまして

棒寿司作りにチャレンジ

そして、旬の食材を生かしたお献立で会食を致しました。


丸々と太って脂を蓄えたカマスをご用意頂きまして

炙り棒寿司を






今回も管理栄養士の柴崎さんのアシストで和やかな雰囲気です。






初冬のカマスこそ、一番美味しい時期だそうです。

ピカピカのコシヒカリの上でどっしりと構えるカマスを







赤々と燃える焼き串で

焼き目を入れる

華麗なるデモンストレーションに拍手、拍手でございます。







若旦那さんの真剣な眼差しを逃すものかと

ファインダーを覗く ふぉと*いろさん






本日、お料理教室撮影デビューの

kazumiさんも笑顔でお料理の数々を激写ですicon64





そして、

出来上がった棒寿司は

言葉では表せないほどのお味ですicon12

『これぞ、ユネスコ文化遺産登録』でございます。









hiroyoさんの腕前も、ブラヴァーでございました。

滑らかな手つきですね175








エボ鯛のスモークうろこ寿司は

藁でスモークをして

塩抜きケイパーとゴマを間に入れた

若旦那さんオリジナルの逸品です。











会食のお席では


マスカルポーネと白みそをプラスした

柿のクルミ和えで始まりました。









雲丹、蓮根団子のあんかけ

氷見で採れたでんぷん質の強い蓮根のずっしり感がたまらなく美味です。


あんかけのお味が本当に上品ですので蓮根の粘りを強く感じます178











焼長芋の酒盗かけの画像を

頂いた後で

撮り忘れたことに気が付きましたface08


酒盗とは、塩辛のことを言うのだそうです。



自分で作るとこれほどまでに美味しいし、安心、安全emoji02

画像が、ふぉと*いろさんからお送り頂きまして

若旦那さんからレシピ公開OKを頂きましたら

改めて、ご紹介をさせて頂きたいと思います。




紅葉鯛のお造り

若旦那さんのご尽力により

わたくしたちの口にも入った真作品です。


桜エビを餌にした紅葉鯛の弾力と濃厚な味は

春の桜鯛とは違った趣です。


『鯛』はそれぞfれの季節が旬なのかもしれませんね。








器に盛り込まれた棒寿司をお持ち下さった若旦那さんとの会話も弾みます。








黒豆を使っての

手作りの主菓子も自然な甘みで

後から頂くお抹茶がとても美味しく感じますね。










まさに

錦繍のお料理を間近で拝見し、食すことができた一日でした。



若旦那さんの


『今日、出会ったお客様を幸せにしたい』という

ひたすらにそれだけを考えて包丁を握る姿に

生徒のわたくしたちも応えていかなければと思いました。



温石さんでのお稽古も

そろそろ1年を迎えます。



若旦那さんが

ご参加下さる皆様の懐にど~んと飛び込んで下さるお蔭で


佳き会に成長して参りました。


丁寧な暮らしを意識できる温石さんでのお料理教室は

来年に向けて

静かに進んでいけたら嬉しく思います。






  


Posted by 薫子 at 21:24Comments(6)お料理教室

2013年07月07日

梅雨のスパルタ三枚おろしの会 於・温石

気象庁は昨日

関東甲信地方が梅雨明けしたとみられる と発表しましたが


平年よりも15日ほど早いそうです。


あ~、いよいよ灼熱の日々ですねicon01







先月の茶懐石料理講座は、

『スパルタ』という冠を敢えてタイトルにした


若旦那さんの気合いに応えるべく


チャレンジャー6名が温石さんに集結致しました。



ふぉと*いろさんから

美しい画像が届きましたので

そちらを中心にご覧頂きたいと思います。













笑えない、笑い話として聞いたことがありますが

ある幼稚園で子供にお魚の絵を描かせたところ、半分以上の子供が四角い形を描いたそうです。

普段、切り身のお魚しか見たことがない子供たちにとって

丸ごとのお魚を食べる機会が少ないのは

わたくし達親の責任でもありますね。



かく言うわたくしも、お魚屋さんの大将に

『三枚におろして下さ~い』とお願いすることが多いです。








めばる、

鯵、

かます



3種類のお魚をひたすら三枚におろす

濃いお講座になりました。



若旦那さんから

お魚の見極め方、

三枚おろしの前にするべきこと

少ない手順でお魚に負担をかけないようにすること


をレクチャーして頂きながら


デモンストレーションを拝見しました。






















若旦那さんの美しい包丁さばきを拝見していますと


なんだか自分もできそうな気がしますが・・・・・(いつもポジティブすぎて撃沈した時に落ち込むものの、瞬時に復活する自分face15




いつも熱心に質問や感想を述べて下さるhiroyoさんは

若旦那さんの教えに忠実に包丁を進めていきます。



アシスタントに管理栄養士の柴崎さん もお越しくださいました。


とても愛らしいお方で

お目にかかるとほっこりと致します191







お魚がもがき苦しんで釣られた状態ですと

どうしても酸欠状態になり

美味しさは半減してしまうそうです。

背中に厚みがあるお魚を選べば脂がのっていて美味なんですってemoji08



お二人さん

粛々とお魚と向き合っておられますねemoji52








お時間がたつのも忘れて

三枚おろしに集中したわたくしたちでした。






おろしたお魚を使って

梅雨の鬱陶しい日々を吹き飛ばして下さる鮮やかなお献立で


お料理を頂きました。








向付は

鯵の酢の物です。

大変鮮度の良い鯵ですので

まろやかな生姜酢の香りを大切に頂きました。







一番難しかっためばるの三枚おろしでしたが

レモン蒸しとして頂くと

ふくよかなお味が堪能できます。







金目鯛は

若旦那さんのおろしで

折戸茄子、ごぼうと一緒に。

嫌味のないお魚の脂はお肉を超えて満足感を覚えます。







そして、

スマートで精悍な形をしているカマスは

焼き付けて









大葉と茗荷に飾られた見事な逸品に

『わぁ~face05』と

皆様から歓声が。








しとしと降っていました雨がいつの間にかやんで


お庭に優しい日差しが降り注いで参りました。












若旦那さんよりお軸の説明を頂きました。


清流無間断



碧樹不曽凋という対句があるそうです。


谷間の清流は休みなく流れ、青々とした樹木は変わる事のない常磐の緑をたたえている
という意味だそうですが




絶え間なく流れるからこそ清らかな水流。



流れる水のごとく継続的な実践を続けて行くことが大切なのだと


お稽古をつけて下さいました若旦那さんに感謝の気持ちでいっぱいです。




お忙しい合間を縫ってお手伝いをして下さいました柴崎さん


長時間シャッターを切り続けて下さいましたふぉと*いろさん


皆様のお蔭で粋を極めたひととき を過ごすことができました。





ありがとうございました。


  


Posted by 薫子 at 16:11Comments(4)お料理教室

2013年06月26日

お魚は切り身派?  それとも1匹丸ごと派?

梅雨前線と低気圧の影響で

強い雨と風の影響が各地に出ておりますねicon03


皆様のお住まいの地域はいかがでしょうか。

どうぞ、お気をつけてお過ごしくださいませemoji52








そんな雨の中でしたが

知らず知らずのうちに蓄積されている疲労を取るために

亀本先生の施術を受けて参りました。


本日は、お灸も当てて下さり

『夏だからこそ、お灸で冷えを防ぐ』


なるほど~、

特に梅雨の時期は自律神経も乱れがちですので

ツボを温め、体の機能を活性化して、自然治癒力を高めることが大切ですねicon12icon12


ポカポカと温かく

いつの間にか眠りに落ちていく感じですので



従来のように


お灸=熱いというイメージではありません。










そして、

お日にちをさかのぼりまして



昨日は温石さんで恒例のお料理教室がございました。


お題は

梅雨のスパルタ三枚おろしの会でございます。




ある番組の事前調査で

魚が上手にさばけたらいいなと思いますか?」
と、

街頭でアンケートを取ったそうです。




答えは、

9割が“YES”。


様々な理由があったそうですが


多くの方が魚をさばくことにあこがれていたのです。






わたくし達も

若旦那さんの

手に汗握る渾身のご指導の元


めばる、



カマス


3種のお魚を3枚におろしました。






あら、

いつもですと

画像がこれでもかというほど出て参りますが・・・・・



どうしたかですって・・・・・




そうなんです。






カメラを陽気に背負ってきたものの


メモリーカードをパソコンに入れたまま




気が付いた時には

お稽古のスタート時間になっておりましたface07




このような愚かな人間は


頭にお灸を据えて頂かなくてはいけないってことですねemoji06emoji06
(さすがに、熱そうだicon05


いつものように


ふぉと*いろさんが撮影に入って下さいましたので(助かりました~icon11

データを頂きましたら


改めて、アップする予定ですが


ふぉと*いろさんブログに載せて頂きましたので


どうぞ、こちらをご覧くださいませ。






『お魚の骨を感じながらさばく』


昨日のお稽古で若旦那さんから学んだ一言でございます。






ご参加下さいましたM&Kさんの


Kさんからメッセージを頂戴しました。


昨日はお世話になりました。

お魚のさばき方、大変勉強になりました。

自己流でさばくことはお魚に申し訳ないですよね。

『命』をいただくわけですから

丁寧にお料理をする心でなくてはと

温石さんに伺いますといつも心が洗われます。




このようなメッセージを頂いて

こちらこそ、心が洗われます。









おっしゃるとおり、


目の前の美味しいお料理ができるまで

多くの方の手間があり

命を頂き、その命を繋いでいく

やはり、そこには

感謝の気持ちがなくてはいけませんね。



と、
なんだか説得力のないわたくしの言葉ではございますが


本日はこれにて失礼いたしますemoji52  


Posted by 薫子 at 17:48Comments(2)お料理教室