2014年09月05日

JESUS CHRIST SUPERSTAR 静岡公演


8月29日から全国公演が始まりました

ジーザス・クライスト=スーパースター(エルサレムバージョン)

浜松公演に続き

一昨日、静岡の地にカンパニーがやって参りました。


この作品は

『オペラ座の怪人』と共に

わたくしの中では大変思い入れの深い作品であり

またロイド=ウェバー卿の出世作といこともあり


ついつい、過去の舞台と比較してしまう悪い癖が出てしまうのですが。。。。

先入観を持たずに観ることも大切ですね。




『静岡公演のチケットを取ろうかしら』とのんびりサイトを確認しますと

完売。。。。face08


全国公演は高井さんのご出演もなさそうだし、ご縁がなかったのだ』と思っておりましたら


ありがたいことに、本当にありがたいことに

観劇友のTさんがチケットを融通して下さいました175
(毎度、ありがとうございますicon12

お久しぶりにお目にかかりましたTさんと

ハイティーを頂きながら、

東京公演での高井カヤパのご様子など伺いました。










静岡市民文化会館・中ホールは

いつもの静かな雰囲気とは違って、華やかな空間が広がっています。






エルサレムバージョンは

岩がむき出しになっている荒涼とした舞台ですが

かなりの傾斜がついていまして2階席から拝見しますとその立体感に圧倒されます。




3クール目を迎えたイケメン街道驀進中の神永ジーザス
昨年の舞台では

美しい声を武器に『静』のジーザスだったのですが

今回は自分の世界から少し外へ向かって『動』のジーザスへと転身しつつあると感じました。




逆に

ユダのナンバーはハイトーンが多いので

パワフルであった頃の芝さんが

今では声よりも演技で凌駕していることが少し残念でした。



ロックオペラとしてのライブ感は

ジーザスとユダの対比によって

張りつめた緊張感が舞台から漂ってきます。

そして、その緊張を打ち破るパワーで登場されるのが

ヘロデ王演じる下村さんです。


その怪演ぶりにホッとする間もなくジーザス磔へと向かうのです。


ノンストップ1時間45分、

ラストまで他の作品では味わうことのできない押し寄せて来る感情

その後のプチ放心状態を味わっております。




12月の京都劇場まで全国公演が続きます。

カンパニーの皆さんが心身ともに健康で充実した千秋楽を迎えることができますよう願っておりますemoji08emoji08


静岡へお越し下さいましてありがとうございました。





こちらをクリック致しますと・・・・

https://www.youtube.com/watch?v=VduyTPPyG-Y#t=19  


Posted by 薫子 at 12:32Comments(0)観劇