2014年02月16日
茶筅感謝祭
昨日は
1年に1度、
使い終えた茶筅に感謝を込めて納める会
『茶筅感謝祭』で本席を所属の社中が務めました。
午前10じから午後3時まで
10回のお席、約300人の方がお越しくださいました。
師匠より
『薫子さんには、水屋でお茶をたてて頂きます

お話しを頂いてから
1か月余りの日々
とにかくお茶をたてることに費やして参りました。
急に、上手にならなくとも
茶筅を持つことで前進できたらという思いがありました。
表千家の立て方は
泡をうっすらと立て、泡のない部分(お池)を半月状に残すことをよしとするのです。
この、うっすらと立て、しかもお池を作る作業が
どれほど難しいことか、
違う流派から転向してきたわたくしにとって
立ちはだかる大関門です

水屋のお仕事は、
他にも色々ございますが
お点前をする方、お運びをする方が心を込めて動くことができるように
裏でサポートをする部門です。
まずは無駄な動きをしないことが大切です。
(日頃、無駄な動きが多く落ち着きもないわたくしにはひたすら緊張が続きます

大切なお茶碗に粗相でもしたら・・・・とドキドキしながら洗ったり、拭いたり
真剣にお茶をたてたつもりでも
戻ってきたお茶碗にお抹茶の固まりがあって
『ギャ~~~


『このお茶を召し上がった方にお詫び』と心で礼をしつつ
作業の手を休めることなく、必死の思いで過ごした一日でした。
どうやらこうやら一日を終えることができたのは
さりげなくフォローをして下さった先輩方のお蔭と感謝しています。
大きな会を経験すると
その社中の質というものを客観的に感じることができますね。
清濁を併せ、段々と受け入れることができるようになってきた今日この頃、
それも茶道との再会があったからかもしれません


今週も、
東京へ行く予定ですが
また雪の予報が出ておりますね

先週の東京ステイの画像等、
またゆっくりとアップできましたらと思います。