2017年09月26日
木目込み人形(御殿毬)
来年の弥生・初節句に向けて
木目込み人形で親王飾りを作りたいと思っていました。
気持ち先行、手先不器用なわたくしでも本当に作ることができるのか・・・という不安を抱えて
焼津の木目込み人形美也比さんをお訪ねしました。
とてもきさくでポジティブな中島先生に
『大丈夫ですよ。間に合うように指導しますから』とお言葉を頂いて
難しい箇所はお手伝いして頂けそう~

チャレンジすることに致しました。
まず初めに
御殿毬を作りで基礎を覚えることから始まりました。
毬のボディは出来上がっていますが
紙やすりを使いボディを滑らかにする⇒欠けた部分に桐塑(桐の粉としょうふ糊)で修正⇒もう一度ボディをツルツルになるまでやすりをかける
と言う一連の作業を経て
生地をボディの溝に入れ込んでいきます。
久しぶりに
無口になって手先を動かしました。
生地は先生が提供して下さる中から
選ぶのですが
親王飾り用に使いたい生地を
先日龍村さんで求めて参りましたので
真中の帯部分にその生地を入れてみました。
『差し色にエンジを入れてみては?』と先生が薦めて下さいました。
(実はあまりエンジは好みの色ではないと言えず

所々、先生にお手伝いをして頂き
なんとか1作目が完成いたしました。
無駄に力を入れて生地を木目込むので、肩凝りが・・・
始まったばかりですが、完成した喜びも手伝って
『頑張って作ってみよう~

次なる作品は
来年の干支の犬を作る予定です。