2015年01月23日
初釜 その弐
大寒を越えて、暦の上ではもう少しで春ですね。
とは申しましても、
まだまだダウンコートの日々が続きそうです。
茶人でもいらっしゃる
kyokoさんのお招きにあずかり
『初釜』に参加させて頂きました。
英国滞在中にお揃えになったアンティーク器と
本来の茶道具を融合され興味深いしつらえでお出迎えを受けました
kyokoさんからお盃を受けるお正客のMさんは
ご紹介を頂き、ご一緒の社中でお世話になっております。
シャンパンを頂きながら
点心をご馳走になりました。
見た目も美しく、優しいお味です。
紫のお着物に包まれたkyokoさんのお濃茶のお点前
穏やかな雰囲気で練られて参ります。
主菓子は鷹匠の増田屋さんの花びら餅です。
(画像を失念致しました)
今まで頂いた花びら餅の中で一番滑らかで口当たりの良い主菓子でした。
わたくしも含めまして
お洋服組のhiroyoさん、chikageさん
お濃茶を皆様と共に頂きました。
ご三器の拝見も静かな雰囲気の中行われ
お薄は
kyokoさんのご希望によりまして全員でお点前をすることになりました。
お干菓子は
源吉兆庵さん・両口屋是清さん・諸江屋さん
(小さな画像でご覧になれますでしょうか)
テキパキとお点前をされるchikageさん
袱紗捌きがとても綺麗です。
手先まで心が伝わるお点前をなさるMさん、
わたくしのお手本です。
姿勢の良さはお手前に不可欠ですが
さすがhiroyoさん、スッと美しいですね。
いつも仲良くして頂いている皆様とご一緒に実りある
新年の茶会を過ごすことができました。
茶の湯を学ぶという共通の話題がありますと
茶器やお掛物の歴史や
茶花、
お着物等、
お話しが尽きず豊かな時間を過ごすことができますね。
亭主をおつとめ下さったkyokoさんの細やかなお心遣いは
茶会が終わっても
なんだか名残惜しいような気持ちになり
『不断のお稽古い励もう~』と思いながら
お宅を後に致しました。
お部屋から富士山も眺められて
なんとも優雅な一日となりました。
ありがとうございました。