2015年08月31日

茶肴 labo (於・温石)

今週は曇天が続きそうですねicon02

蒸し暑い一日でしたが

午前、午後とウォーキングをして参りました。

Mさんと秋田犬のhanakoちゃんと一緒にウォーキングをしておりますと

瀬戸川1周もなんなく過ごせるのが嬉しいです178






先週末、

温石さんで行われました 茶肴 labo

日本茶と茶懐石料理を自身の舌、そして五感を働かせて頂いて参りました。


東京から遊びに来て下さった友人のmichikoさんと参加致しました。

今回は1か月遅れの誕生日ディナーとしてmichikoさんにご馳走になってしまいました。
ありがとうございますicon12icon12




コーディネートして下さいましたのは

金澤木綿先生

日本茶の魅力に惹かれて、日本全国を巡り研究をし

着地点を静岡として活動をされていらっしゃいます。

静岡はどこの地区を廻っても茶畑があることが金澤先生の心を射止めたそうです。





ウェルカムティーとして
(左から)
① 春みどり

② 香駿

③ やぶ北2013


を頂きながら

マスカットのポリフェノールVS日本茶のポリフェノールです。

冷水を注いで頂く日本茶こそ

そのお茶のランクと個性がはっきりとわかるのだそうです。

2年寝かせたやぶ北茶の濃厚な旨みに仰天してしまいました。

渋みが完全に抜けて旨みだけが突出しているのです。







インカのめざめ(オリーブオイルかけ)を静岡で美味しく頂けるとは感動です。

インカと共にイクラは札幌時代に頂きすぎて遠ざかっていたので新鮮な喜びを感じます。








香駿の冷水はやや渋みがありますがその名の通り香りが立っています。(お茶画像がなくて申し訳ありません)

花鯛のレンコン蒸しのお出汁によって香駿の渋みが薄くなるのです。








冷水で頂いた香駿をお湯で頂きました。

胡麻クリーム・隠元・蓮芋・帆立・梅ジュレの和え物

それだけで頂くよりも淡い苦みも交じって複雑な香りを醸し出してきました。






7~8秒のスモークをかけた鯖の棒寿司

個々にセレクトしたお茶で頂くことになりました。






わたくしは、たった一人2013年産のやぶ北茶で頂くことにしたのですが

濃厚な物同士の闘いは中和され、意外にもおとなしい味となりました。

やはり、香りのたつ茶葉のほうが、棒寿司の酸味を引き立ててくれるのでしょう。





国産の粒マスタードを乗せた松茸





緑なすと続きまして








夏摘みの和紅茶をかけて頂きました

鰻茶は、渋みの少ない和紅茶の正統派な香りが

鰻を丸く包んで、わたくしの心を掴み取っていきました。




ブランド鰻として、天然に限りなく近い養殖鰻は

血をかけてかば焼にするという一手間が

お味をワンランクアップさせているのでしょう。






餅米粉で作ったどら焼きは

超弱火で寝かせた2013年のやぶ北茶(再火)と共に頂きました。

香ばしい香りですが、焙じているわけではないのでお茶の色は緑です。
(画像がなくて重ねて失礼いたします)

さっくりとした薄い皮がとても美味でした。





若旦那さんからご挨拶を頂いて

日本茶と茶懐石の融合、

右脳を自在に使ってお献立を作成したことで

今回のlaboが成功したことを

とても嬉しく思いました。






金澤先生の体験に裏付けされたお話しは

す~と心に浸透して

日本茶を頂けることを大切にしたいと思いました。



初めてお目にかかる方ばかりでしたが

程よい距離感でlaboに参加できましたことを感謝致します。



しみじみとした宵をありがとうございました。
  


Posted by 薫子 at 21:57Comments(4)煌き人

2015年08月26日

着付けのおさらいをしました。



久しぶりにひとりで

着付けのおさらいをしてみました。

『9月のオペラに着物を着て行こう』

と目標を定めてしまいましたので

今日のように比較的涼しい日を逃したら、もう練習をする日がなくなってしまうと思いまして

重い腰を上げました。


9月ですので

薄物ではなく単衣になるのでしょうね。










お着物をまとうまで、肌襦袢や長襦袢を着ますので

汗が・・・・・icon10



鳥獣戯画の柄の夏帯は見ているだけでも和みますが

締めると、またもや汗ですicon10







電車や街中で涼しげに着こなしておられる方に出会いますと

『尊敬』の眼差しです。


わたくしにはまだまだ遠い、遠い日になりそうです。

やっぱり、ワンピースで行こうかな~face15
  


Posted by 薫子 at 16:30Comments(2)着物

2015年08月25日

最初はわからなくても本物を見てみよう~♪♪


台風15号の威力が衰えず

九州各地で被害も出ていますのでとても心配です。

このまま北上するようですので

警戒が必要ですね。





先週はrikuがやってきて、賑やかなひとときを過ごしました。

娘の希望で県立美術館のロダン館

行って参りました。

rikuは3回目だと思うのですが

小さな子供を連れての美術館は

『迷惑をかけてはいけないのでハードルが高い』と思ってしまいますが




ロダン館は天井が高く、広々とした空間ですし

見学している方も比較的少ないので

ゆったりと歩くことができます。



もうすぐ6歳になりますので

「大きな声を出さない」

「走らない」

「作品にさわらない」など

親である娘が教えておくことも大切なマナーですね。


最初は

わからなくてもいいのです。




なにより本物を見る機会を増やしていけば

いつかは興味をもって、作品を深く学びたいと思う日が来るかもしれません。








茶道の師匠が事あるごとに

『本物を見ることが大切です』とおっしゃる意味が理解できます。

もう終了してしまいましたが

静岡市立美術館で催されていました

『青磁のいま』で拝見しました

多重貫入の青磁が、雪の結晶のようにキラキラと輝いて

本物だけが持つ美しさを感じました。



子供達こそ見て、観て、聴いて

豊かな感性を養って欲しいものですね。




  


Posted by 薫子 at 14:31Comments(0)美術孫は宝物

2015年08月23日

プリマヴェーラでお祝いランチ

残暑お見舞い申し上げますicon19

暑さも手伝いまして、

なかなかパソコンに向かえずにおりますが

なんとか生きておりますface01

画像が増えて参りましたので

記憶に残っておりますイベントを記したいと思います。



1週間ほど前になりますが

ダイナミックに降る雨の中

クレマチスの丘にございますプリマヴェーラにて

お祝いのランチをしてまいりました。


温石さんのお料理教室でアシスタントをして下さいます

mikaさんがめでたくご入籍をなさいました。

我が娘が嫁ぐような喜びを抱きつつ

いつもお教室にご参加下さいます皆様

そして、温石さんの若旦那さんとご一緒に

イタリアンでお祝いをさせて頂きました。


去年の10月にお伺いしました時と同じように

特別な空間が迎えて下さってのランチです。



すずりんさんのお車に乗せて頂きましたわたくしは

ワインを頂きまして、

『mikaさん、ご入籍おめでとうございます』







森町のメロン、そして生ハムは、スイーツのような甘さとしっかりとした塩分が味覚を刺激します。







コリンキーのスープは鮮やかなお色ですが、さっぱりとしていまして

この後に続くお料理への期待を持たせます。






鯵と梨茄子のクルード

梨茄子がとても瑞々しく感じられました。おそらく初めて頂いた茄子です。






夏野菜のフリットは茄子と業平いんげんです。







長茄子とリコッタチーズのトルテッリ

いま、レビューをしていまして気が付きましたが、お茄子がずっと続いておりますね。

旬のお野菜ですのでとても美味しく頂きましたが

もし、お茄子が苦手でしたら、大変なことですねemoji06emoji06






蛸と甘長唐辛子のスパゲッティ―ニ

甘長唐辛子の爽やかな苦みがオイルと塩分といい感じに調和してします。

パスタではありますが、メイン料理のようなずっしり感があります。








デザートは、ブルーベリーのジェラートとモスカートのジュレです。





小菓子とティーを頂きながらお話しも弾み

mikaさんの愛くるしい雰囲気にわたくしたちも自然と笑顔になります。

お幸せな方とご一緒させて頂けるのは本当にいいものですね。


温石さんの若旦那さんもお忙しいところお越しくださいましてありがとうございます。


ホールのスタッフの方々も涼やかにサーブして下さり

ソムリエの方からもお話を伺えました。


すべてに押しつけがましさのない洗練された空間で

お祝いのランチを和やかに頂けました事

とてもありがたい気持ちです。


次回はゆっくりとお散歩をしながら、お食事も楽しみたいなと思いました。

mikaさん、本当におめでとうございます


  


Posted by 薫子 at 17:00Comments(0)美味しくて幸せランチ

2015年08月07日

『王子とこじき』 劇団四季


お暑うございますicon01


お蔭さまで元気ですが、

やはりこの暑さは身体によくありませんね。


2週続けて東京へ参りましたが

静岡に比べますとやはり押し黙ってしまうほどの暑さですface07emoji16





rikuのミュージカル観劇デビューには

どんなに暑くても参らねば・・・・という思いで自由劇場まで行って参りました。



演目は『王子とこじき』です。






事前に本を読んでいたriku

ストーリーを把握して臨めて良かったです172




何度か、クラシックの演奏会には連れて行ったのですが

舞台から受ける感動はミュージカルの方が大きいかなと思います。




(画像拝借しております)





諸説あります、劇団四季メソッドのひとつでもある『母音法』


台詞も歌も明瞭に聞こえますので

小さな子供にとって、とても舞台を理解しやすいのだなと思いました。




観劇後もプログラムを見ながら

最後に王子とこじきが元に戻って良かったね』と安心したrikuでした。








ファミリーミュージカルですので

小さなお子様連れも多かったのですが

会場全体が物語の世界に吸い込まれるような雰囲気でしたよ。



『オペラ座の怪人』『美女と野獣』に出演されていたベテランの役者さんたちを拝見できて

わたくしもとても嬉しいひとときでした。



  


Posted by 薫子 at 13:59Comments(0)観劇